学校法人 ロザリオ学園

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2021.11.26 日誌

秋の森

年長児は今年2回目の森育の日。

前回の森を思い出しながら「俺、崖登りするんよ!」「バッタおるかなあ」と楽しみにこの日を待っていました。

当日はくもり空で少し心配。

 

「大丈夫かな~…」

 

バスに乗り込み、長い道中。

「あ!海ー!!船がおるよ!!」

と、窓から見える景色を楽しみます。

 

バスが森に近づくにつれ少しずつ太陽が顔をだしました。

「よかった~」と一安心。

 

 

森に到着し、前回もお世話になったくうちゃんのお話を聞いて出発!

 

森に続く石畳の道で

「あ!ハートの石がある!」「ほんとやー!」 

それに続いてみんなも石を探しながら歩いていきます。

 

歩き進めると、少しずつ木が増えてきてみんなもワクワク、もう間近。

 

森の入口に到着すると

”おじゃましまーす”と森に住む生き物たちにご挨拶。

 

 

 

また歩き進めると「あ!どんぐりー!」「こっちにもあったー!」

 

 

「見て―!どんぐりの帽子あったよー!指がかぶっとるー!」

「僕知っとるよ、それね ”かくと” って言うんよ」

 

あっという間に両手いっぱいにどんぐりや木の実を拾います。

 

 

「うわ~歩きにくい」 でこぼこ道の感触を足の裏で感じながら歩きます。

 

森の真ん中に着くとみんなを待ってくれていたのはたき火の ”ふうくん”

今日は先日掘ったお芋で焼き芋。

くうちゃんから火のふうくんのお話を聞きます。

ふうくんの好きなものは、落ち葉や木の枝、どんぐりや栗のイガ。

嫌いなものは力が弱くなる水。

 

火は食べ物を美味しくしてくれたり寒いときに温めてくれたりします。

「俺あとでおっきい木あげよ~」

 

 

そして自分の手でお芋をふうくんのもとへ

「お願いします」「おいしくしてね」

「ふうくん食べんとってよ~」

 

美味しくできますように。

 

お芋を入れたらそれぞれ好きな場所に走り出します。

「ふうくんにこれあげるんよー」と落ち葉や枝を探す子。

 

 

「この草、前もあったよね!お団子作ったね!」よもぎを発見。

 

匂いをかいで確認。

     

「間違いない!これよもぎ!」

 

持って帰ってお団子にしよう。

 

ふうくんも落ち葉や木の枝をいっぱい食べてパチパチと嬉しそう。

「お芋美味しくなりそうでよだれがでちゃう!」と言う子どもも。

 

 

こちらは崖登り。

ゆっくりゆっくり。

「ちょっと怖いな~」

一歩ずつ慎重に足をかけてスタートします。

手を置いて、足をかけて、、、

 

「ついたー!おーい!○○ちゃーん」

 

頂上からの景色はどうでしょう。

 

降りるのも慎重に。

「ふう、おりれたー、できたよー」

 

「もう1回行くー!」

はじめはゆっくり進んでいたもののどんどんスイスイと進めるように。

夢中になって3.4回挑戦する姿も。

 

登り終えた顔には自信が見られました。

 

 

こちらはドロ沼。

足を踏み入れるとずぼっと、ふくらはぎまで沈みます。

 

「ぬけーん」

抜けなくなった長靴を力いっぱい引っ張ります。

 

「おなかすいたー!」

青空の下みんなで美味しくお昼ご飯。

「風が強くてさむーい」

雨のために持って来たカッパやたき火で寒さしのぎ。

 

みんなのお芋も焼けた様子。

「早くお芋食べたい!!」

 

「どのお芋にしようかなあ」

 

 

 

半分に割ると湯気がたち「うわー!美味しそう!!」「きいろーい!」

 

皮をむいてフーフー冷ましながら「いただきまーす」

「おいしい!甘い!」

ぼくの掘ったお芋焼やけんおいしいね」

両手に持って頬張ります。

 

お弁当もお芋も美味しく食べてまた活動再開。

 

こちらの手の中にはかなへび。

 

次から次へと生き物を発見する声が。

大興奮、丘をかけまわります。

 

手作りシーソーではお友達と重さ比べ。

 

「もっとこっち乗って—」「こっちにも!」

人数を増やしたり減らしたりシーソーは大人気でした。

 

あっという間に帰る時間。

最後にふうくんに水をかけると白い煙がたち上りました。

「お芋を美味しくしてくれてありがとう」「またねー」

 

秋の森を身体いっぱいで感じ、森を後にしました。

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