2021.06.04 お知らせ
春から秋にかけて、園庭では子どもたちが虫を探している姿があります。
『虫』というと、バッタやだんごむし、テントウムシなどを思い浮かべるかもしれませんが、
子どもたちが探してくる虫を見せてもらうと、ありやミミズ、ナメクジなど・・・
大人なら見逃してしまうような虫もたくさん見つけてきます。
先日も園庭で遊んでいると、子どもたちとありの巣を発見しました。
すると、”ちょっと待っとって~!!!!!”と急いで走っていく男の子。
帰ってきた手には、虫の図鑑がありました。
”ここにありさん載ってるんよー”
”ほら!書いとるやろ?”
なにやら図鑑を見て調べているようです。
そして、ありの巣を見つけた場所へ図鑑を持って行き、
あっちへ行ったり、こっちへ行ったり・・・
”ここにも入り口がある”
あっちにもこっちにも入り口を見つけ、おそらくこの一帯地面の下はありの巣になっていることがわかりました。
ただ見つけて捕まえるだけではなく、図鑑などを置いておいてあげるだけで、
子どもたちの興味と知識の幅が広がっていきます。
またそれをきっかけに文字に興味を持ったり、友だち関係が広がっていったりする人もいます。
興味があることからたくさんのことを獲得していけるのが子どもたちの持っている力です。
これからも子ども一人ひとりの好きなこと、興味のあることを大切にしていきたいと思います。
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