2021.03.31 日誌
少し前の出来事になりますが・・・
2月下旬。年長児は冬の森育に行きました。
さあ、今治にあるしまなみアースランドへ出発!
車内では、「たのしみだね!!」
「どんな虫がおるかなあ。」
など楽しみな気持ちが高まります。
そして、アースランドに到着。
森にお邪魔する前に「お邪魔します。」
と、森の住人たちにご挨拶。
そして耳を澄ますと「チチチチチ・・・」と
返事をしてくれているような小鳥たちのさえずり。
「いらっしゃい」って言ってるのかな?
少し進むと池の中にものすごい数のカエルの卵を発見!
「もう少ししたらオタマジャクシが生まれてくるね。」
「オタマジャクシが大きくなったらカエルになるんよ!」
小さな卵で寝てるオタマジャクシを起こさないように優しい気持ちで触ります。
「ちょっと触ってみよう。触るときはそーーーーーっとね。」
ぷるんぷるんとした感触にびっくり!
またしばらく進むと・・・
真っ赤な椿の花やうっすらピンクの桃の花。
「桃の花いいにおいがする!」
黄色い絨毯みたいな菜の花。
春の始まりの森が出迎えてくれました。
奥に進んで・・・森の中に到着!それぞれの遊びを楽しみます。
こちらでは・・・
崖に登ったり・・・
木につったハンモック。ゆーらゆら。
丸太のシーソー
木からつられた木のブランコ。
他にも、木を切ったり。
「僕はこの太い木で椅子作りたい!」
大きな丸太を見つけてきた子。
押したり引いたり少しずつ刃先が木の中に入っていきます。
「フーフー・・」と言いながら一生懸命きりました。
途中、お友達に手伝ってもらいながら、約30分かけて、素敵な椅子ができました。
「家に持って帰ろう。」
小川にて。
ぬかるみを歩いて、
「歩いてるところ、ふわふわ浮いてるみたい!」
どろの感触を楽しみます。
水たまりでもオタマジャクシを発見!
「踏まないように気を付けないと・・・」
そっとすくい上げた後、そっと帰す子ども達。
「オタマジャクシの命とったらいけないと思った。」
こちらでは、
あちらこちらで色とりどりの小さな野花を見つけました。
「このお花可愛い!」
「お花のブーケのできあがり!」
「いろんな色で、きれいな葉っぱ!」
「甘い!」花の蜜を味わいます。
つくしも顔をだしていました。
昼食の時間。焚火の中に木や葉をいれて火を大きくしています。
「葉っぱいれたらめっちゃ燃えてイケメンになる!
俺のほうがイケメンやけど・・・。 」
「この火でおにぎりとマシュマロをおいしく焼こうね。」
「おいしーーー!」
帰りは芽吹いたばかりのよもぎを少し分けてもらうことに。
でもここにあるものは自分達のものではなく、
森の住人達のものであることを知った子ども達。
よもぎをつみながら「ありがとう。」
「そんなに取ったら虫が食べる分が無くなるよ!」
「これくらいにしておこう。」
と声が聞こえてきました。自分たちが必要な量だけを考えていただきました。
命の大切さや、ほかの植物や生き物を思いやる気持ち
を子ども達の心に種がまかれたように思います。
年長さんと先生での最後の森育。
みんなの素敵な思い出になりました。
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