学校法人 ロザリオ学園

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2021.02.12 日誌

節分

節分を前に、子どもたちは鬼のお面作りをし始めました。

 

年中さんは2枚の画用紙を重ねて…

      

「きば もいるなあ」 「さんかくにきろう」

顔のパーツは、自分で作ったり書いたりしました。

 

 

「かわいいかおにしたよ、どう?」

 

 

 

 

 

 

年少さんは、用意してあるパーツを福笑いのように並べて貼りました。

 

 

「つの2ほんにしたんよ」

 

「んーじぶんでもみたいな…あ!そうだ」

 

 

そう言って、鏡の前に。

 

「おにだぞー」

 

「ふふ、やさしそうなおに」

 

 

 

年長さんは、紙袋に絵具で色を塗ると…

 

「こっちは、違う色にしようかなあ…」

 

 

 

 

 

 

自分の目が見えるように、切り抜いて…

 

 

「しんちょうに、しんちょうに…」

 

 

角は、思い思いに色を塗り

円錐状にくるっと丸めてできあがり。

 

 

 

髪の毛は紙テープを貼り付けます…

 

「かみのけ、もっとつけなくちゃ」

 

 

 

 

 

 

さあ、できあがり。

 

 

     

 

「きばもつけたんよ」           「どう?こわい?」

 

 

みんな、自分だけの特別なお面が出来上がりました。

 

そして、豆まきの日がやってきました。

 

 

「鬼の苦手な大豆。

自分の心の中にある弱い気持ちを

追い払えるように、まきましょうね」

 

 

 

     

 

「おいしいのにね、まめ」            「おにはーそと!っておもいっきりなげるんよ」

 

 

 

「はい、どうぞ」

 

 手作りの さんぼう に豆を入れてもらって準備万端!

 

 

 

 

 

「あ、鬼が来た!!」

      

 

 

 

 

 

「待てー!おにはーそと!」  「ふくはーうち!」

 

 

 

 

 

 

「あー、こわかった」

 

涙がこぼれる人も。

 

 

 

 

こどもたちの豆まきに、鬼たちはどこかえ消えてしまいました。

自分の心が、少し強くなったような気がする子どもたち。

 

 

 

翌日。

      

「おうちでも、まめまきしたよ」        「えほうまきたべた!南南東むいたの。」

「私のお面、お父さんがつけたんだよ」

 

 

こうして、日本の古くからのしきたりや文化が

子どもたちにしっかりと受け継がれていくことを願っています。

 

 

 

 

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