2021.01.29 日誌
1月31日は、「世界子ども助け合いの日」ということをご存じですか?
毎年、この一週間を献金週間とし、献金を行っています。
献金をするにあたって、子どもたちの様子やエピソードなどをお伝えしたいと思います。
まず、世界にはたくさんの人たちが生きていて、
話す言葉が違ったり、肌の色や髪の色など様々な人が存在しているというお話をしました。
その中には、国で戦争が起こっていて、生きる為に必要な食べ物がなく
7歳になるまでに亡くなってしまう子どもがたくさんいたり、
大きな災害に遭って、家が無くなり生活することが困難になってしまったり、
自分たちとは、比べ物にならないくらい貧しく、辛い生活を送っている子どもたちのことを伝えました。
「きれいな水がなくて、泥水を飲んでいる子どもたちもいるんだよ」と伝えると、
目を見開いて驚いた表情をしたり、「そんなみずのめるの?」と疑問に思う子どももいました。
お話をしている中で、「つらそうだなあ」「たすけてあげたいなあ」とたくさんのつぶやきが聞こえたり、
とても真剣な眼差しでお話を聞いてくれていました。
どうすればこの子どもたちを助けてあげられると思う?と話を投げかけてみると、
「たべものをわけてあげる!」「かみさまにおいのりしたらどうかなあ?」「はげましてあげるよ」
などたくさんの優しい声が聞こえました。
そこで、献金箱を見せて「こんな方法があるよ!」と伝えました。
みんなが毎日のおやつを少し我慢して、世界のお友達の為に献金をしましょうね
とお話をしました。
すると、「ことしのおとしだまからけんきんしよう!」「おこづかいからけんきんしてもいい?」など声が上がり、
また、今日のおやつは我慢して献金することを手紙に書き、お母さんに伝えようとする子どもの姿も見られました。
献金をすることから、子どもたちの優しく思いやる心がたくさん見られ、とても嬉しくなりました。
このことをきっかけに、今生きていることや食べるものが当たり前にあること、
幼稚園に来てお友達と楽しく遊んでいることなど
生活する中で、一つ一つのことを幸せに感じてもらえたらいいなと思います。
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