2020.12.04 日誌
来年の春、綺麗なチューリップが咲くよう年長児がチューリップの球根を植えました。
春といえば入園式。新しく入園してくる年少児へ、お祝いの気持ちも込めて植えていきました。
植える前に本でチューリップの植え方をみると・・・
その本の中に、チューリップが初めて日本にきたのはオランダからだと書いてありました。
世界の大陸についてちょうど学んでいる年長児に教師が「オランダは何大陸にあるでしょう?」と質問してみると「ヨ―ロッパ大陸!」と元気よく答えている姿がありました。
外に出て各クラスプランターにチューリップの球根を植えていきます。
「どれにしようかな?」 「このきゅうこんにしたよ!」
「なんかくりみたい!」
お花屋さんが球根の皮を剥いてから植えるといいと教えてくださり、まずは表皮をそっと剥いていきます。
球根を傷つけないように優しく丁寧に・・・
表皮を剥いてみると・・・
「つるつるのきゅうこんになった!」 「すこしふさふさする~!」
実際に球根に触れた子どもたちからは、たくさんの感想がでていましたよ。
次は、いよいよプランターに植えていきます。
子どもたちは限られたプランターのスペースにどのように植えるといいか考えました。
「ぼくここにうえたい!」
「ハートのかたちはどう?」とハートの形に球根を並べたクラスも・・・
自分の植えたいところに球根を置いていったり、好きな形に球根を置いてみると球根と球根の間が狭くなってしまいました。
すると、1人の子どもが「ぎゅうぎゅうにきゅうこんをうえたらそだちにくくなるかもしれない」と言いました。
みんなでどうすればいいか話し合い・・・まずは球根を置いてから全体のバランスを見て間を開けていくことに決まったようです。
しっかりと球根が隠れるように穴を掘って植えていきます。
「ここにうえたよ!」 「ぼくはここ!ここがめじるし!」
実際に球根を置いてみたことでの気付きや友達の意見を聞いて気付くことなど、チューリップの球根を植えることでたくさんの学びが子どもの中にあったのではないかと感じます。
「ぐんぐんのびて、てんまでとどけ~」と全身を使って表現している子どももいましたよ。
子どもたちの植えたチューリップの球根がすくすく育ちますように・・・
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