2020.12.03 お知らせ
前回の続きです。
たくさん遊んだあとは、いよいよお待ちかねのお昼ご飯です。
その前に、焼きいもはうまく焼けているでしょうか。
割って、見せてもらうと・・・
いい色に焼けています。
ご飯のときに一口ずついただきましょう。
美味しいご飯と美味しい焼きいも。
売っているもののようにきれいには焼けていませんが、ちょっとこげたところもご愛嬌ですね。
”皮まで美味しかった~!!”と満足だった様子です。
そして、ご飯を食べたあとはお楽しみのデザート。
火の力を借りて、マシュマロを焼いていただきます。
木に刺し、たき火の周りで焼いていきます。
ですがこれが結構難しいんです。
火に近づけすぎると真っ黒になってしまいますし、動かしすぎるとなかなか焦げ目がつきません。
弱火のところを選び、じっくりじっくり焼いていく、耐久戦です。
”まだかなぁ”と待ちくたびれそうになりながらも、根気強く焼いていきます。
と・・・!
風の向きによって煙がこっちに向かってきます。
”目がしみる~・・・”
”もうやだよ”
なんて言いながらも、子どもたちはじーっとマシュマロを焼き続けます。
”美味しくするって、すごく大変だね”と言いながら焼いている子がいましたが、本当にその通りです。
今はとても便利な世の中ですが、昔はこうやって火を加減しながら料理をしていたと思うと驚きますね。
こうして苦労して焼き上げたマシュマロ。
美味しい『きつね色』になりました。
大きく口を開けガブリと一口・・・
一口食べるとみんなにやっと笑います。
きっと、ただ単にマシュマロが美味しいだけではなくて、
”自分で時間をかけて焼いたマシュマロだから”
”森で食べるマシュマロだから”
”たき火が力を貸してくれたから”
美味しいのかもしれませんね。
美味しいものをたくさんいただき、昼食後も、思う存分遊びました。
少し肌寒い中行った秋の森育。
夏からの季節の移り変わりを子どもたち自身もしっかりと感じてくれたようです。
虫があまりいなくなったり、木の実が落ちていたり、葉っぱの色が変わっていたり。
何より空気が全然違いました。
その中で、子どもたちは『今しかできない楽しみ方を見つける』天才です。
それぞれが好きな遊びを見つけて思い切り楽しむことができました。
次は冬の森育。
雪が降るかな?風が冷たいかな?
子どもたちがどんな楽しみ方をするのか、私たちも楽しみにしています。
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