2020.11.16 日誌
11月9日、年長児が今治のしまなみアースランドに行ってきました。
「森ってなんがおるん?」
「くまがおるんかな」
「僕、木登りが楽しみなんやけど!」
「もうお腹すいた!マシュマロはよ食べたい~!」
期待に胸を膨らませ、いざ森に出発!
森に向かう途中、後ろを向いて歩いている男の子。
「だってこの方がみんなの顔がよく見えるけん。
俺はみんなの顔見ながら歩きたいんよ。」
「あ!みてみて!」
きのこ発見!
「持って帰って、幼稚園で待ちよる先生にあげよっと」
さあ、今から遊ぶ森に到着。
ここで、まず森の事、火の事をスタッフの方に教えてもらいました。
「森には人間以外の生き物もたくさん住んでいるんだよ。
中には、毛虫、へび、蜂など危険な生き物もいるけれど、私達はその生き物の事をただ怖がるのではなく、よく知る事が大切なんだよ。」
火はごはんを作ったり、体を温めてくれたり、火は人間の生活にとってとても大切なものであるという事。
そんな火の事を、このしまなみアースランドでは”フウくん”と呼んでいるという事。
フウくんは、森に落ちている葉っぱや木の枝が大好きだから、みんなも森で葉っぱや木の枝を拾ったらフウくんに食べさせてあげるといいという事。
そんな話を聞いた子ども達。ゴールデンタイムになると、、、
「ねえ僕たち、こんな大きな木見つけてきたよ!」
「フウくんこんなに大きかったら食べれんかも、、、」
「小さく切ってあげようや!」
スタッフのお兄さんを呼びに行き、のこぎりの使い方を教えてもらいました。
初めて使う本物ののこぎりに子ども達は興味津々。
「わたしはこのどんぐりをフウくんにあげるよ」
「どんぐりを入れたらパンパンはじけた!」
「いがをいれてみよう!」
チカチカパチパチ、、、イルミネーションのよう。
葉っぱや小枝、それぞれによって燃え方が違う事を体験します。
網の上に、自分達が持って来たおにぎりをのせて
「フウくん、僕たちのおにぎり、おいしくしてね」
いろんな形のおにぎりが並びました。
こちらは川遊びをする女の子達
「お水気持ちいい~」
「ここら辺はきれいな水で、こっちは汚い水なんよ。
だって泥があるけん!泥から逃げろ!」
「川の中にもこんなにどんぐりあったよ。トトロみたい」
「流れていきよったけん、頑張って追いかけたんよ」
こちらはびわの木を見つけた女の子達。
「この木、なんかいい匂い!甘い匂いがする!」
「なんこれ?ブルーベリーかな?」
「実ができたら食べたいな~」
こちらの男の子達は、野いちごを見つけました。
「どんな味なのかな?食べられるのかな?」
「上の方の大きいのが食べたいんよ」
「うわあ!これめっちゃうまい!」
「僕たちが見つけたこの場所
みんなにも教えてあげよう!」
こんなところに丸太のシーソーがっ!
「同じ重さになるとお互いが浮くよ。」
先生の言葉に子ども達は興味を示し、重さが同じになるように人数や座る位置を変え、研究をしました。
がけのぼりに挑戦!!
崖登りは大人気で行列ができていました。
よいしょよいしょ…
「どこに足を置いたらうまくのぼれるかな……」
「わっ…蜘蛛の巣!!」
「どんぐり!」
ロープをしっかり持ってどんどん進みます。
下り坂になると木の枝や根がたくさんあるので少し難しくなります。
手足をうまく使いながら下っていきます。
崖登り名人になりました!
「おさるさんみたいやろ~」
木登りのコーナーでは、手の置き場、足をかける場所を試行錯誤しながら高い所までのぼっていきます。
どの遊びも日常の中ではなかなか経験できない事ばかり。
森での遊びを存分に楽しみました。
②に続く。
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