学校法人 ロザリオ学園

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2020.10.21 お知らせ

運動会

先日の日曜日は運動会でした。

今年度は、新型コロナウイルス感染防止のため、やむを得ず、規模を縮小しての開催になりましたが、

それでも、子どもたちはこの日を楽しみにし、”あと5回寝たら運動会やね!!”などと指折り数えていました。

 

 

 

初めての運動会を迎えた子も多い、年少児・満3歳児・2歳児さんは踊りとかけっこ。

たくさんの保護者の方を見て、固まってしまう子もいましたが、

それぞれが今の精一杯の姿を見せてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

応援していた年中児、年長児も”〇〇くん、頑張って!!”と応援したり、

てくてく走る姿を見て、”可愛い~!”と声を上げたり、温かいまなざしで見守ってくれていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年中児もかけっこと踊り。

かけっこでは、年少児よりも随分と競争心が芽生え、勇ましく走る姿も見られました。

踊りも、『先生と一緒』に踊るのではなく、

遊びの中で自然と覚えていった踊りを自分たちでしっかりと踊る姿がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は特に子どもたちの大好きな曲での踊りだっただけに、生き生きといい笑顔で踊ってくれました。

年長児たちは大きな声で歌い、みんなで一緒にパプリカを楽しみました。

 

 

 

 

そして、最後の運動会になる年長児はレッツチャレンジとパラウエイブとリレー。

去年、憧れていた年長児がしていたこの競技。

 

レッツチャレンジでは、2学期に入ってから『今できることより少し難しいこと』に挑戦してきました。

鉄棒が恐かった子どもは”前回りができるように”、跳び箱の3段が跳べていた子どもは”4段が跳べるように”など、

自分で自分の目標を決め、取り組んできた今の姿を見ていただきました。

この競技は、決して”できるように”が目的ではありません。

頑張った自分に少し自信を持てたり、頑張ることの楽しさを経験出来たり、

そういったきっかけになれればいいなと思っています。

ですので、運動会が終わったから終わりではなく、これからも子どもたちの気持ちを支えていくお手伝いをしていきたいと思います。

 

そして、今年度多く見られたのが、この年長児の姿に刺激を受けた年中児や年少児の姿。

年長児が頑張る姿に刺激され、今まで恐かった鉄棒に挑戦してできるようになった年中児。

できた自分も嬉しく、他の苦手なことにも挑戦していくようになりましたが、

周りの頑張っている子どもたちに「頑張れば絶対できるようになるよ!」と声を掛けてくれるようにもなりました。

 

跳び箱が跳べるようになりたくて、毎日毎日練習していた年中児。

跳べなくても毎日諦めず、挑戦し、できない自分が悔しくて涙を流したこともありました。

ですが、ようやく跳べた1回。

毎日頑張る姿を見てきた私たちも嬉しかったですが、頑張ったこの子はどれほど嬉しかったでしょうか。

 

”育ち合う”縦割りのよさをこの競技に向き合う年長児から改めて教えてもらいました。

 

 

 

パラウエイブは、去年の年長児がしている姿をよく覚えており、子どもたちが楽しみにしていた競技です。

3色の長い布を、上げたり下げたり、

 

 

 

 

 

 

 

 

組み合わせたり、色々な形に変化していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして最後、20人以上で作り上げたしょくし模様には大きな拍手をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

このパラウエイブという競技は年中児や年少児にとっては、ただただ”すごい!!”憧れの競技です。

園児席でも、立ったり座ったり、年長児の動きに合わせて真似をしていた年少さんもいました。

今年の年長児も2年前、同じ気持ちで見ていたのでしょうね。

 

 

そして、年長児のリレー。

9月に入って、運動会でリレーをすることを伝えてから、勝つために自分たちで練習し合う子どもたちの姿がありました。

初めはバトンをもらっても、走り出さずそのまま立ち尽くす姿や誰にバトンを渡したらいいのかわからず困る姿がありました。

しかし、”勝つ楽しさ””負けるくやしさ”を感じる年長の子どもたちは、1つでも順位を上げたい!と毎日声を掛け合って練習してきました。

走る順番は毎回その時に自分たちで決めています。

どの順番で走れば早いのか?みんなでよーく、よーく考えました。

運動会ではすみれ組が優勝しましたが、全部のクラスが最後までバトンを繋ぎ、ゴールできたことが何よりうれしく思います。

 

 

 

そして、運動会最後は全園児でのフォークダンスです。

 

 

 

 

 

 

 

 

これまでの競技はどこか緊張したり、勝ちたい焦りが見られていた子どもたちも、

大好きな友だちと手を繋いでの踊りには、ほっとした表情。

大きく成長した年長児とまだまだ小さい年少児の踊りでは、自然と年長児が腰をかがめて踊ってあげます。

そんな姿に私たちもほっこりさせてもらいながら、運動会を終えることができました。

 

 

今年は、例年より少ない競技数の運動会にはなりましたが、

それでも、1つ1つの競技に子どもたちの思いが詰まったいい運動会だったように思います。

今年だからこそできた、今年の運動会。

年長児に司会をお願いするなど、初めての試みもしました。

”子どもたちの運動会”

それぞれの子どもたちの成長を見てくださった保護者の方々にも感じていただけていたら嬉しいです。

 

色々とご協力いただき、本当にありがとうございました。

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