2020.10.09 日誌
朝晩が涼しくなってきましたね。
少しずつ夏の終わりを感じるようになりました。
子ども達も秋の訪れを感じています。
幼稚園では、観察台や廊下など様々な場所に季節を感じる環境を準備しています。
お部屋では、“ひがんばな”を飾っていました。
「このお花、お家の近くでも見たことあるー!
よーし、虫メガネで見てみよう!」
虫メガネで見ると、いつも見えないものも見えたりします。
「虫がいるよー!」と教えてくれました。
「“ひがんばな”って書いてる。このお花、ひがんばなってお名前なんだね!」
“銀杏の実”
園庭内のいちょうの木からポトリポトリと落ちてくる銀杏の実。
「これね!触ると手が痒くなるんよー!!」と教えてくれました。
絵本や図鑑と実物を見比べて、名前や特徴を探したりもできるように、隣に本も置いています。
「これとこれ一緒だね!」「何て書いてあるのかな?」
“じゅうごや”
日本ではうさきがお餅つきをしていると言われているけれど…
世界各地では様々な捉えられ方をしています。
お部屋では「月の観察」。
“9月27日…
つきはもうすぐまるになりそう”
昨日の夜、お家で見た月を思い出しながら色を塗ります。
そして、「月が大きくなっていくねー」
「今日ね、朝だったのにお月さまが見えたよ」と、毎晩空を見上げ、形の変化に興味津々。
“製作”
「今日はこれを作ったよー!」と、可愛らしい作品を見せてくれました。
切る紙を好きな色で塗って、切って、作ったようです。
コスモスに落ち葉…秋の雰囲気が感じられますね。いちょうの葉やきのこを選んでいる子もいましたよ。
“絵本”
本棚には、“きつねとぶどう”、“つきのぼうや”、“さるかにがっせん”
秋を感じる絵本もたくさん並んでいます。
自分で読んだり、先生に読んでもらったり…
時には、年長さんや年中さんが年下のお友達に絵本を読んであげたりもします。
帰りの集まりでみんなで歌っている「まっかな秋」。
「まっかだな~ まっかだな~
ひがんばなって まっかだな」
たくさんの秋の自然に触れている子ども達。
詩の世界に描かれる真っ赤な色が心の目に見えていることでしょう。
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