2020.03.23 お知らせ
先週、3月19日、無事に卒園式を行うことができました。
今年度は例年よりもバタバタとした年度末でしたが、なんとか子どもたちを送り出せたこと、
心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
赤いじゅうたんをしっかりと歩いてくる姿。
感謝の言葉を述べる姿。
心から思いを込めて歌を歌う姿。
そして、赤いじゅうたんを歩いて巣立っていく姿。
どの姿もとてもかっこよく、年長児らしい姿でした。
本当は、この姿を年中の子どもたちにも見てもらいたかったです。
年中児は2年間、年長児と一緒に過ごしてきました。
本当のおにいちゃんのような、おねえちゃんのような年長児を心から頼りにし、心から慕ってきました。
その年長児が卒園してしまうこと、年中児はどのように受け止めているのでしょうか。
ある年中の女の子は、ふと手紙を書き始めました。
”なふだがひよこだったときにやさしくしてくれてありがとう”
”いっしょにおりがみをしてくれてありがとう”
”ちいさいときにおりがみをおしえてくれてありがとう”
”いままでやさしくあそんでくれてありがとう。ときどきようちえんをおもだしてあそびにきてね”
なんとクラスの年長児全員分を書きました。
この子の言葉で、ありったけの思いを込めて書いた手紙。
年長児の心にしっかりと届いたはずです。
いろいろな人がそれぞれ様々な思いを抱えて迎えた卒園の日。
涙と笑顔が溢れる素敵な一日になりました。
これから私たちの元を巣立ち、大きくなっていく子どもたちはどんな人になるのでしょうか。
どんなことに興味を持ち、どんな人と出会い、どんな毎日を送るのでしょうか。
私たちは、その子がその子らしく毎日を楽しんでくれることを祈りながら、ここから見守っていきたいと思っています。
年長さん、楽しい毎日をありがとう。
また会おうね。
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