2020.02.21 お知らせ
先週の土曜日に、生活発表会がありました。
子どもたちは、毎日クラスの集まりの中で手遊びや歌、劇遊び、楽器遊びなど様々なことを楽しんでいます。
それらを、それぞれの学年で披露してくれました。
満3歳児、つぼみ組(2歳児)は手遊びをしました。
幕が開いた瞬間、大勢のお客さんに目が点になり、茫然としている様子がありましたが、
音楽が鳴ると、少しずつ、少しずつ手が動き始めました。
びっくりして涙がでたお子さんもいましたが、
幼稚園で一番小さい子どもたちの可愛さに微笑ましい笑いが溢れました。
それより1年先輩の年少さんは歌と手遊び。
クラスで歌う時は、年長さんや年中さんたちの歌に合わせて歌っていますが、
このときばかりは張り切って、楽しんで歌を歌う姿がありました。
”ゆき”の歌は、雪が降ったときの嬉しい気持ちや楽しい気持ちで、
”やぎさんゆうびん”の歌は、やぎたちの微笑ましい姿を楽しむ気持ちで、
子どもたちなりに歌を表現しているのかなぁと感じました。
(HP掲載ができないお子さんがいるため、写真は載せられなくてすみません。)
年中児はオペレッタ。
今年は、「3匹のこぶた」と「大きなかぶ」、そして「さんびきのやぎのがらがらどん」、
この3つのオペレッタに分かれました。
たくさんの役があり、自分のしたい劇、したい役を選ぶのは少し難しかった子もいたようです。
ですが、思いを込めて選んだ役だからこそ、セリフの言い方や動き方も自分たちで考え、精一杯役になり切り楽しむことができました。
もちろん恥ずかしくて声が出なかった子、友だちの後ろに隠れるようにしていた子もいましたが、
その人なりの楽しみ方でもいいと思います。
年長児は、合奏とピアニカ演奏と歌。
合奏は、年少児の頃から親しんできた鈴やタンブリンから、
今回初めて出会った木琴や鉄琴まで、色々な楽器を用意しました。
その中から、子どもたち自身が好きな楽器を選んだのですが、その選びはさすが年長児でした。
たくさんの楽器の中から、
”この音が好きだからこれにする”と音色を気に入って選んだり、
”年中の時クリスマス会でして楽しかったから”と、以前の経験を思い出して選んだり、
”私はピアノも得意だから、木琴もできそう”と、少し難しそうな楽器に挑戦したり、
それぞれが色々な思いで選びました。
周りの音を聞きながら、自分の音を奏でることでとてもきれいな音色の合奏でした。
この生活発表会が終わり、ほっと一息つくと、今年度の終わりが近づいていることを実感します。
未満児が年少児に、年少児が年中児に、年中児が年長児に進級することに、成長の喜びを感じます。
そして、年長児が卒園することに寂しさも感じながら、一日一日の大切さを実感します。
卒園の日までちょうど1か月になりました。
一日一日、子どもたちの姿一つひとつがかけがえのないものだと思います。
それらを見逃さないように、丁寧に子どもたちに向き合っていきたいと思います。
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