2020.01.14 園長ブログ
今日は、冬らしく寒い一日でした。
3連休明けでしたが、子どもたちは元気いっぱいで登園してきています。
年中児さんは、プール活動でした。寒さに負けすみんな水の中で意欲的に
楽しく活動したようです。お手伝いのお母さま方にも、寒い中お手伝いを
いただきありがとうございました。
今日は、小さな科学者たちといっしょに、氷の実験をしました。
2ケ月程前(昨年のこと)から、冷凍室にちいさな氷の球体を作り
ました。昨年、第1回目の実験をしましたが、失敗してしまいました。
失敗後、子どもたちとは、第2回目の実験をすると約束をしていたのに、
なかなか落ち着いて実験をする時間が取れませんでした。
(失敗の後、原因を一緒に考えました。そして次の実験に挑むことに!)
さあ、今日は何時から実験ができる?と子どもたちから質問があり
午後からね!と約束をしました。幼稚園にある「科学の本」に書いてあることが
本当かどうか調べる実験が始まりました。
塩と氷の関係性によって、できた溝に色水が溶けこみ美しい球体が
出来上がります。子どもたちの科学の目!真剣なまなざしがありました。
発見!!成功?! 子どもたちの不思議にお付き合いしながら、
楽しい会話がはずみました。
先生、今日は寒いから外で氷ができる?
雪が降るかもしれないね。食べたらおいしいの?
色水は、食紅ですか?食紅はあまりたべないほうがいいんだよ!
子どもたちが、生活の中で経験したことを言葉で伝えてくれます。
会話も弾み、氷が溶けだしました。
せんせい、もういちど冷凍庫に入れておいて!!と年長児から声が
あり、担任の先生と冷凍庫へもっていきました。明日は、どんなに
なっているのかな?先生との会話が聞こえてきました。
子どもたちは、やがて、小学校以降「理科」の学習で、
さまざまなことを学習していくでしょう。
今は、知識を詰め込んだり、座って授業のように学んだりするのではなく、
自分の感覚を使ってたくさんの体験をして欲しいと願っています。
園生活の中で出合った、たくさんの不思議は、子どもたちの
興味関心へとつながっていきますね。
心が動いて、知りたくなる。試したくなる。触りたくなる。
こんな、わくわく、どきどきが、良いですね。
モンテッソーリ教育のコスミックの世界へと、興味関心が
豊かになった時間でした。
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