2019.11.28 お知らせ
先週の土曜日は、勤労感謝。
先週の始め頃、子どもたちにその意味を話し、
”自分たちのために働いてくださっている人はどんな人たちなのか”
”もし、その人たちがお仕事をやめてしまったら・・・?”など色々話しました。
子どもたちと一緒に話していると、私たちはたくさんの人に支えられて生活していることを実感します。
そして、先週の水曜日、クラスごとにいくつかのお仕事場を訪問させていただき、
どんな仕事をしているのか見せていただきました。
まずは、郵便局。
”いつも荷物届けてくれる” ”バイクでお手紙配りよる”と、子どもたちに身近な郵便局のお仕事。
でも、”なんでみんなの家がわかるんやろ?”と不思議なこともたくさんあるようでした。
郵便局の裏に入れてもらうと、そこには大きな機械が。
なんと、この機械に郵便物を入れると、住所別に自動で分かれていくそうです。
”これがあるからたくさんの手紙を配れるんだよ”
すごい速さで流れていく郵便物に子どもたちから歓声があがりました。
また、普段は見ることのないポストの中も見せていただきました。
扉を開けると袋が入っていて、そこに郵便物が溜まっています。
回収するとき、袋を交換するところも見せてもらいました。
こんな風に郵便物は私たちのところに届いているんですね。
次は警察署。
”自分たちのために働いてくれている人は?”と話す中で、子どもたちからたくさん声が上がったのが「警察官」でした。
”悪い人を捕まえてくれる” ”おらんかったら悪いことする人が増える”と子どもたちもよくわかっています。
警察署では、白バイ、パトカー、事故処理車などを見せてもらったり、乗せてもらったりしました。
白バイは大きくて、乗るのにも一苦労。
でもかっこいいバイクにこの笑顔。
パトカーは見たことがあっても、
パトカーの中を見るのは初めてだったよう。
いろいろな機械がついていて家の車とは違いますね。
事故処理車の中にはたくさんの荷物がつまれています。
1つ1つ何に使うものか気になり、教えてもらいました。
普段見れないものに子どもたちは大興奮でした。
警察のかっこいいお仕事を見せていただき、憧れた子もいたかもしれませんね。
そして、今年初めてお邪魔したのはネッツトヨタ。
私たちの生活に欠かせない車を売っているお店です。
どうやって車が届くのか、私たちのところへ来るのか話を聞きました。
そして、自動車の整備をしているところも見せてもらいました。
重い車が高く持ち上げられていることに驚きます。
こうして、私たちの車も安全に保たれているのですね。
同じく今年始めて見せていただいたのが、畳屋さん。
幼稚園ではクラスにも畳が置かれてあり、子どもたちが少しほっと落ち着けるスペースになっています。
その畳がどうやって作られているのか、子どもたちは興味津々です。
まずは畳になる「い草」を見せてもらいました。
これが畳になるのが不思議ですね。
実際に手で触らせてもらいました。
”硬くて、パリパリしてる!”
ヘリをつけるところも見せてもらいました。
おそらく畳がどうやって作られているかなんて子どもたちは考えたことがなかったと思いますが、
こうして機械と人の手で作られているんですね。
今年はこの4か所を訪問させていただきましたが、まだまだ他にも私たちが知らないところで
私たちのために働いてくださっている方はたくさんいます。
目に見える仕事は子どもたちにとって身近なものかもしれませんが、
見えないところで働いている人たちにも目を向け、感謝の気持ちを持ち、
またその”仕事”に少しでも興味を持つきっかけになってくれていればいいなぁと思います。
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