2019.09.18 お知らせ
”お月さまって、どんな形してる?”
9月に入って、こう子どもたちに聞くと、
「まる!」「半分!」「バナナみたいな形!」
と、色々な形があることを知っていました。
”じゃあ、いろんな形があるけど、今日はどんな形のお月さまが出るんだろうね”
こう問いかけると、「見てくる!」と・・・
それから毎日、子どもたちと一緒に月の形を調べてみることにしました。
見てきた月の形を、毎日の帰りのあつまりで報告し合います。
初めは、
細いお月さま。
それがだんだん、だんだん・・・
太くなっていきました。
”明日はもうまんまるになるんじゃない?!”
毎日期待しながら観察していきます。
忘れないように、絵に描いて来てくれた子も。
日を追うごとに、子どもたちは朝登園すると、「お月さま見たよ!」と
一番に報告してくれるようになり、興味・関心が高まっていっているのを感じました。
毎日調べていくと・・・
月の形がどのように変わっていっているのかがよくわかります。
そして、先週9月13日は、中秋の名月でした。
ようやく楽しみにしていた、まんまるのお月さまが見える日です。
少し、雲もありましたが、1年に1回の「中秋の名月」、見れましたでしょうか?
月の満ち欠けの原理は、もちろん大人にとっては当たり前のことです。
知識として、伝えることだって簡単です。
ですが、こうして自分で見て、調べていくことで子どもたちにとっては”発見”になります。
こういった経験をこれからもたくさん重ねていき、子どもたちが自分で考え、気づき、発見する楽しさを感じてもらえればいいなぁと思います。
最後に・・・
満月になったお月さま。”これからどうなると思う?”
と、子どもたちに聞くと、
「丸になったら、丸のままじゃない?」
「次の日には、またバナナの形に戻るんかな?」
「どんどん膨らんでいくんじゃない?」
色々な意見がありました。
今年の中秋の名月は終わりましたが、まだまだ子どもたちの興味は続いています。
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