2019.05.30 お知らせ
前回、ご紹介した春の森育。
その最後に春の味覚”よもぎ”をいただいて帰ることにしました。
まずは、どうやっていただいて帰るのがいいのか、よもぎはどんなものなのか話を聞きます。
”森の中にあるよもぎって、欲しいのは人間だけかなぁ?”
そう問いかけられると、子どもたちは「虫も欲しいと思う!」「動物のもの!」と答えます。
いただきすぎず、『いる分だけいただくこと』『分け合うあうこと』を教えてもらいました。
そして、森からいただいたときにも・・・
”ありがとう”の気持ちは
大切だと教えてもらいました。
さあ、よもぎの見分け方が書いてある『よもぎカード』を借りて、
よもぎ摘みに行きましょう。
よもぎカードを見て、
裏が白いかどうか、形があっているかどうか
調べながら摘んでいきます。
”あ、これもよもぎ!”
”もう少しもらおうかなぁ”
においを嗅いでみると・・・
”なんかいいにおいがする”
よもぎのにおい、普段なら気づかない香りです。
けれど中には”くさいっ!!!”と言う子も・・・
感じ方はそれぞれですね。
これくらい、いただいて園に持ち帰りました。
いただいて帰ったよもぎで、次の日、年長児はよもぎ団子を作りました。
まずは、ゆでたよもぎをよくすりつぶします。
少しずつ、よもぎをすり鉢に入れて
すりつぶします。
すり鉢が動かないように、
友だちと協力して、
力いっぱいすりつぶしていきます。
そして、すりつぶしたよもぎとだんご粉を混ぜ、
水を入れていきます。
入れすぎると水っぽくなり、
丸められなくなってしまうので、
少しずつ、少しずつ、
水を入れていきます。
『みみたぶくらいのかたさ』になるように、
うまく水の量を調節し・・・
丸めていきます。
こんなにきれいに丸められました。
これを、お湯で茹で、きなこをつけていただきます。
”おいしいー!!”
ほっぺたが落ちそうなくらいおいしかったようです。
よもぎのいい香りが、春の森の味を届けてくれているようですね。
次は夏の森育。
また違った森に出会えることを楽しみにしています。
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