2019.05.23 お知らせ
先週と今週、年長児は初めての森育に行きました。
季節は春。春の森育です。
子どもたちは初めての森にどきどきわくわく・・・
”虫おるかなぁ。”
”森ってどこにあるんやろー?”
”へびがおったらどうする?”
色々と想像を膨らませながら森へ向かいました。
バスを降り、さっそく森の中へ進みます。
大きな池やたけのこが大きくなって
竹になっている姿にびっくり。
たくさんの発見をしていきます。
そして、森の入り口で立ち止まります。
ここからは、生き物たちのおうちです。
おうちに入るときにはごあいさつをしてから入ります。
”おじゃましまーーーーす!!!!”
大きな声でごあいさつをすると・・・
”鳥の声が聞こえた!!”
”かえるの鳴き声!!”
生き物たちが『どうぞ』って
言ってくれてるみたい。
どんどんと森の中へ進んでいくと、道にたらいが置かれていました。
池の中にいた生き物を見えやすいように入れてくれています。
中には・・・
イモリとおたまじゃくしです。
最初は遠巻きにみていた子どもたちも、
インストラクターの方が触っているのを見ると、
”僕も触りたい!”と興味を持ちました。
そして、手に載せてみたり、すくってみたり。
”かわいい”と、初めてのイモリのかわいさに連れて帰りたくなっている子もいました。
そして、先に進むと、葉っぱには毛虫がいたり、
地面にはありが歩いていたり、
本当に生き物のおうちのように、あっちにもこっちにも生き物がいます。
水筒を置いて、インストラクターの方から森の話を聞きます。
まずは、インストラクターの方の
名前を教えてもらい、
森で出会うかもしれない
生き物について教えてもらいました。
”へびや毛虫には、毒があるものとないものがあります”
と教えてもらうと、子どもたちは驚きます。
へびや毛虫はどれも触ってはいけないと思っていたようです。
また、ハチに出会ったときにどうすればいいのかも教えてもらいました。
手で頭を隠し、小さくなって動かないこと。
こうすればハチはどこかへ行ってしまうそうです。
さあ、それでは自由遊びの時間です。
一番人気は崖のぼり。
卒園した年長児から、崖の話はよく聞いていました。
慎重に、慎重に登り、
慎重に、慎重におりてきます。
おりてきたときには皆、
”ふーっ”と一息つきます。
「恐かったのかな?」と思うけれど、子どもたちは”楽しかったー!もう1回する!”と
再び登っていきます。
できた喜びと、難しいし恐いけどやってみたいの気持ちがさすが年長児ですね。
また、春の森育では生き物にもたくさん出会えます。
小さくてかわいいダンゴムシや、
長いミミズ。
触っても大丈夫な毛虫。
そして、雨上がりの今週火曜日には、カエルにも出会えました。
他にも、小さな生まれたてのバッタや、てんとうむし、ちょうちょなどたくさんの生き物に会うことができました。
初めは恐る恐るだった子どもも、少しずつ身近に感じてきたようで、
触ってみたり、見つけると喜んだりする姿が見られました。
いろいろな小さい命と触れあうことで、その生き物の気持ちになって考えたり、
生き物を大切に思ってあげられたりする心が育ってくれたらうれしいなぁと感じました。
また、その他にものこぎりで木を切ったり、
お花を摘んだり、
野イチゴを見つけていただいたり。
たくさん春の森を楽しみました。
そして今回、最後に春の味覚”よもぎ”をいただいて帰って、
ヨモギ団子を作ったのですが、そのことはまた次回のブログにて
ご紹介させていただきます。
初めての森との出会い。
五感をいっぱいに使って、たくさんのことを感じることができました。
また次は夏の森。
今度はどんな発見や経験ができるのか楽しみにしています。
カテゴリー
アーカイブ