2018.12.25 日誌
買い物を終えた年長さん。
幼稚園に帰ってきてからも、明日のお料理に備えて確認を怠りません。
お味噌汁の出汁は煮干しと昆布から。
「あたまとれたよー」
「ここはにがいんだよね」
頭とはらわたを丁寧に取り除き、下処理をしました。
翌朝、登園してきた子どもたちからお米を洗います。
満3歳児さん「なにしてるのー?」
年長さん「お米洗ってるんだよ」
「今日おにぎりつくるからね」
年長さんは、秋に稲を植えたこともあり
その一粒一粒を大切に扱っている様子が感じられました。
「みてみてー!おなべの中、色が変わってる!」
「だしがでたね!」
「こんぶ、おおきくなってない?」
「とろとろしてるね!」
買ってきた時とは様子が変わっている昆布とにぼし。
子どもたちは目を丸くして不思議がりました。
「昆布と煮干し、あとでたべてみようね」
さて、朝の支度を終えた子どもたちは
手洗いをしてお料理に取り掛かります。
「このぐらいかな」
「小さいほうがやわらかくなるよね」
「そうそう、おおきいとなかなかできんからね」
「たまねぎって、ずっと剥いたら無くなっちゃうよねー」
「ツーンってするにおい」
~♪~♫~♬~♪~(炊飯器からキラキラ星のメロディー)
「あ、ご飯が炊けたみたい!」
「こっちは、わかめ!」
「あつそー」
「いいにおいがするね」
「もうちょっとおおいほうがいいかな」
「うーんもうすこし!」
「あーはやくたべたい」
「おおきいのつくろうかなー」
“自分が作ったおにぎりに、名前を付けておこう”
年中児「ぼくのなまえかいて」
年長児「いいよー」
さあ、お味噌汁もおにぎりも
できあがり!!
外から帰ってきた年少さん。
いい匂いでいっぱいの部屋に
「はやくたべたーい」
「おいしいね」
そんな年少さんを優しい目で見つめる
年長さんたち。
「おいしすぎ!」
「おかわりしてもいい?」
おにぎりも、お味噌汁もあっという間に無くなって、
子どもたちのお腹と心は
美味しいお料理と、優しい気持ちでいっぱいになりました。
材料は何がいるか考えて買い物に行くことから始まり、
出汁を取る下処理や、お米を炊くことなど、たくさん経験できたお料理活動でした。
その中で、特に年長さんは
友だちと相談したり、考えたり協力することも出来ました。
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