2018.02.07 日誌
今日は、年長さんのキラキラDAY。
残り少なくなった園生活。
その中に、一つでも多くの楽しくキラキラした思い出を作ってほしいと願いながら出かけた。
大 きなリュックサックを背負い、皆でバスに乗ってしゅっぱーつ!!
行く先は今治のしまなみアースランド。
長い道中は、友達とおしゃべりをしたり、窓から見える景色を楽しんだり・・・。
「ぼく、おにぎり2つ持ってきた!」
「ハラビロカマキリいるかなぁ」
そして、到着
森に入ると、青々と茂っていた葉は落ち、以前見た夏の森とはまるで違う冬の森に姿を変えていた。
こんもり積んだ枯葉の上を歩くと「カシャカシャ」音がした。
「ベットみたーい」と、その上に寝転んだり、葉っぱの雨を降らせてみたり、、、。
次に見えたのは小さな池。
そこにはカエルの卵がたくさんただよっていた。
おそるおそる、そーっと触ってみる。
「やわらかーい」「ぷにぷに」「にゅるにゅる」
よーく見てみると、透き通った卵ひとつひとつの中に小さな黒い点々がある。
これがおたまじゃくしになることを教えてもらった。
ひとつ、ひとつがいのち。いのち。いのち。
森の真ん中につくと、石で積まれた暖炉を囲み、インストラクターの方に火の話を聞いた。
食べ物をおいしくしてくれたり、温めてくれたり、生き物にとって、ずっと昔からなくてはならない火。
そんな火の話を、子どもたちは興味深々に聞いていた。
落ち葉や小枝をくべてみると
”パチパチ” ”チリチリ”
「おしゃべりしてるみたい」
さあこれからゴールデンタイムのはじまり!!
みんなそれぞれ森の中のお気に入りの場所へ向かいます。
”ギコギコ ギコギコ”
のこぎりで木を切ります。
森で集めてきた落ち葉を火にくべてみます。
こちらは崖のぼりに挑戦!
初めは緊張したのか、顔を強張らせ、慎重にゆっくり、ゆっくり登っていたが、
一度登ると自信がつき、コツも掴んだようで、楽しそうに力強く登っていった。
「おもしろーい!!」
何度も何度も繰り返し登る子も、、、。
たくさん遊んでお腹もすいてきた。
「おにぎり焼けたかなー?」
そう。今日のお昼は家から持って来たおにぎり。
アルミホイルに包んで焼きおにぎりにしていただくのです。
ポカポカ暖かい日差しが差し込んでくる場所を選んでシートを敷きます。
みんなでいただきまーす!
「あ、おこげがついてるー」
「おにぎり焼くともっとおいしくなるね」
今日の食事は特別おいしい!
たのしい時間はあっという間・・・
「もっとあそびたいなぁ」
「小学生になってもまた来たいなぁ」
と別れを惜しみながら森を後にした。
森に別れを告げ、バスで移動。
入り口に大きな鬼瓦が待つ瓦館へ到着!
鼠色の瓦粘土の上に手を押し付けると、浮かび上がった自分の手形。
これを後日釜で焼いてもらいます。
一日、心も体もたっぷり使った子どもたち。
帰りのバスではスヤスヤ、、、
楽しかった一日。
子どもたちの心に、また1つキラキラした思い出のページが刻まれた事でしょう。
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