2017.11.24 お知らせ
毎年、この時期になると次の年に向けて、年長児はカレンダーを作ります
数の概念や折り紙・切り紙、のり付け、はさみなど、3年間で獲得した様々な力を使って、
自分だけのカレンダーを作ります
まず、日付の部分の見本と白紙の用紙を持ってきます。
そして、見本を見ながら同じように書いていきます。
日曜、祝日は赤。
土曜日は青。
間違えないように指で一日一日確かめながら
書いていきます。
よーく見て間違えないように・・・
そして、日付の部分が書けると、
のりで画用紙に貼り、上の部分を何にするか考えます。
画用紙の上半分には、その月の出来事やその月を表すようなものを自分たちで考えて表現します。
日付をじーっと見ながら考える子どももいれば・・・
折り紙の本からヒントをもらいながら考える子も。
そして、1人ひとりそれぞれのアイデアでその月のことを表します。
たとえば・・・
<1月>
この子は得意な切り紙で、
雪の結晶を作っています
白いうさぎも作って、
”雪うさぎの完成”。
<2月>
2月は節分!!
赤鬼と青鬼にたくさん豆をぶつけています
”去年豆まきしたよねー”なんて話をしながら作っていました
<3月>
3月はおひなさま。
桃の花やぼんぼりも書いて、
本当のおひなまつりみたいだね。
<4月>
4月は年長さんが小学生になる月。
おおきな桜の木の下でお花見しているのかな?
<6月>
6月は梅雨。
雨だけど、あじさいがきれいに咲いてるね
かたつむりも楽しそう。
こちらの子どもは6月がお誕生日。
”チョコレートケーキといちごケーキ!!
こんなにおっきなケーキ食べたいなぁーーー”
クラッカーでお祝いだそうです
<7月>
海でお魚が泳いでいます
一緒に泳いでるのかな?
夏になったら海でいっぱい泳ぎたいね
<8月>
8月は夏休み。
ひまわり畑にせみが飛んでいたり・・・
朝顔がたくさん咲いていたり。
今年の夏、幼稚園で育てたあさがおかな?
1人ひとりが考えて、作っているカレンダーはとてもとても思いが込められています
このカレンダーは来年の1月から12月までのカレンダー。
カレンダーの日付はただの日付ではなく、子どもたちが幼稚園から小学校へ行き、
小学校で過ごす毎日も記されています
”この頃、この子たちはどんな毎日を過ごしているのかなぁ”
そんなことを考えていると、少し寂しい気持ちにもなりますが、
今と同じように1人ひとりが生き生きと、自分のしたいことを選んで毎日を過ごすことができればいいなぁと思います
”ぼくのカレンダー””わたしのカレンダー”
心と身体をいっぱい動かしながら作った自分だけのカレンダー。
おうちに飾られる日はもうすぐかなぁ・・・
大人には思いつかないような子どもたちの発想力を楽しみながら、
完成を待ちたいと思います
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