2017.03.10 日誌
年少さんのもう一つ下の学年になるリトル年少児さんが園生活にゆっくり慣れるために、
入園してから、しばらくの期間を過ごすつぼみ組。
そのクラスには、よく年上のお兄さん、お姉さんたちが遊びに来てくれる。
そして、
「くつがぬげないんだね。」
「今日のシールはここにはるよ。」
「さあ、お支度しようね。」
と、様々なお手伝いをしてくれ、色々な面白い遊びを見せてくれる。
そんなお兄ちゃん、お姉ちゃんたちともっと一緒に遊びたいなぁ…と、
思い始めた頃、
たてわりクラスへと移行していく。
これまでよりたくさんの人や物の刺激に
ドキドキワクワクの毎日。
このリトル年少さんの仲間入りをとびきり喜ぶのは、年少さんたちだ。
それまで、一番下の学年で手伝ってもらうことも多かったのだろう。
今度は、自分がしてあげられることがとっても嬉しいようだ。
いや、してもらった経験があるからこそしてあげられるし、してあげたいのだろう。
小さなお友達にとって、お兄ちゃん、お姉ちゃんの立場になった途端、
成長したように頼もしく見える。 不思議なものだ。
たてわりクラスの中では、こうして誰もが年下の立場も年上の立場も経験できる。
その様々な立場の経験が、子どもたちの心を豊かに育み、成長させるのだと、改めて思う。
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