2017.02.17 日誌
来年度若葉幼稚園に入園してくれるお友達が遊びに来てくれた。
前日から、どんな子が来てくれるかなぁ…。
どんなことして遊ぼうかなぁ…。と、楽しみにしていた子どもたち。
当日、時間になると、お家の人と一緒にやって来た小さなおともだち。
元気いっぱい。笑顔でかけてくる子。
ちょっとドキドキ。お母さんの後ろに隠れている子。
様々な表情。
「くつはここでぬぐよ。お姉ちゃんがここで持っててあげるね。」
それから、お部屋の中で一緒に色んな遊びを楽しんだ。
「じょうずにできたねぇ!」
肩を寄せあってお絵かき。
”何色が好き?”
はんこ押し、
”どれにする?”
本を読んであげる姿や、
「○○君、これやりたいの?でも、これちょっとむつかしいんよねぇ…。」と、言いながらも、
「この穴に入れれる?」と、
○○君が出来るように上手にお手伝いする姿。
お絵かきして、手が汚れたことに心配顔のお友だちに、
「指にいっぱいついとるねぇ。
でも、大丈夫。石鹸つけたらきれいになるからね。」と、
一緒に手を洗いにいく姿。
こちらは、
手をつないで、幼稚園の探検。
”あっちに行ってみよう!”
園庭では一緒に山づくり。
しかし、
中には、いくら話しかけても逃げ隠れする子や、
何を言っても、「嫌!」「きらい」「せん」を繰り返している子もいた。
それでも、側で、「これは好きかなぁ。」「あれしてみる?」と、腰をかがめ、ずっと話しかける年長さんの姿。
また、今にも泣きだしそうになった子に、「ちょっと待っててね。」と、教室を出て行き、
手にたくさんのおもちゃをかかえて帰ってきて、
「この子は2歳やけん、つぼみ組(2、3歳児クラス)のおもちゃがすきかなぁ、と思って借りてきたんよ。」
と、話す年長さん。
決して無理強いをしたり、主導権を握ってしまうのではなく、心に寄り添いながら、
小さいお友達のしたいことを、できるように手伝ってあげる子どもたちの姿に、
たて割り保育の中での育ちをはっきりと感じながら、
その成長ぶりに胸があつくなった。
こんなお兄ちゃん、お姉ちゃん達の思いが伝わったのでしょう。
帰る頃には、「また、来るねぇ。「バイバーイ」と、笑顔で手を振りながら帰っていった小さなお友達。
「また、一緒に遊ぼうね。」と、笑顔で見送った。
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