2017.01.25 日誌
気温が下がり冷たい空気に包まれると、
”園庭の木々”の葉が、いっそう鮮やかさを増した。
その変化に足を止め、心をとめる子どもたち。
真っ赤な頭上を見上げる。
地面の上は、じゅうたんを敷き詰めたよう。
その上を、カシャカシャなる音を楽しみながら歩く子。
ヒラヒラ舞い散らす子。
1枚1枚ひろい集める子。
”ほら、きれいでしょ。”
”先生にプレゼント。”と、大事そうに葉っぱを持って、
教室に入ってくる子。
自然からの贈り物は子どもたちにとって宝物。
こちらは、職員室の前につった
森から持ち帰ったつるのリース。
子どもたちが毎日届けてくれる
木の実や葉っぱを子どもと一緒につけ、
日に日ににぎやかになっていくリース。
”この実は、僕が○○でひろったやつぅ。”
部屋の中では、毛糸を使っての活動に夢中。
上、下、上、下と、たて糸の間に杼をすべらせながらの
機織り。
自分の好きな色の毛糸をつなぎあわせ、織り進める。
年長さんがしている様子をじっと見ていた年中さん。
”僕もしたい。”と、
側で年長さんに見守ってもらいながら教えてもらいながら、
初めての機織り。
最後に、お気に入りのボタンを縫い付け、
指でくさり編をしたひもをつけ、自分のバックが出来上がった。
他にも指編みマフラーやポンポン等々、
毛糸の感触を楽しみながら、様々なものがつくられている。
時間をかけて思いをこめて作った”とっておき”を身につけて、さむい冬もあったかいい気分。
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