2016.11.25 日誌
草むらの中を歩いていると、
自然にくっついてきた草の種が、
身体にいっぱい。
ドングリの木には、この前までは青かったドングリが、
茶色く色づき顔をだしている。
そんな根元に転がり落ちたドングリを
拾ったり、
つるで作ったリースに、
お花で飾りつけをしたり、
秋の野花で小さなブーケも出来上がり。
”これ〇〇先生へのプレゼント。”
すすきの穂でフワフワダンス(本人いわく)を
踊る子も。
とっても楽しそう。
きのこも見つけたよ。
あちらこちらで小さな秋に出会う子どもたち。
こちらでは、
どこからか長い竹をみつけてきたよう。
身体全体に力を入れ、バランスをとりながら
運んできます。
その竹を、
しんさんに持ってもらって、
登ってみたり、
友達と一緒に木につるし、
せーので、かねつきのように
ゆらしてみたりと、
どんどん遊びが広がる。
小さな小枝は、こすったり、
たたいたりと、
楽器に早変わり。
その時、
たすけてぇーの声。かけつけてみると、
ひざまで土の中にうまってぬけなくなった様子。
これは大変。と、
皆でひっぱったり、木で泥をよけたり、
そして、
無事脱出。
良かった。
すぐそばの地面は、
ひびが入ってくずれそうになっている。
様々に姿を変える自然現象に目をこらします。
たくさん遊んでお腹もすいてきた。さあ、お食事にしましょう。
お弁当を広げると、そこへ、
チョロチョロとトカゲがやってきた。
アリもやってきた。キャー!と、びっくりしたけど、そう、ここは色んな生き物のおうちなんだよね。
トカゲさん、アリさん、おじゃましています。
食事が終わると今日のお楽しみ。マシュマロをいただきます。
早速、森で拾ってきた小枝にマシュマロをさし、
火にかざします。
皆がたくさん遊んでいる間も、入れ替わり、火の番をしてくれていた子たち。
おかげで、火もちゃんと燃えている。
”けむいよなぁ、涙がでる。”
でも、よく見てないと、
ポテッと落ちちゃったり、
あっという間に真っ黒けに…。
あ~あ。どうしよう、食べられない。
もう一度やり直し。
今度はOK。
色が少しついてきた。
形もかわってきた。
そろそろいいかなぁ。
自分で食べ頃を決めて、
ぱく
ぱく
思わず笑顔。
”トロトロでクリームみたい。”
おっと、おっこちそう。
帰り際に、火を消すのを、皆で見届けた。
立ち上る白い煙を見ながら。
”マシュマロをおいしくしてくれてありがとう。”
と、自然に感謝の思いを伝える子どもたち。
火の恵みに感謝!
そして、帰り道。
子どもたちの手やポケットの中には、森からわけていただいたお土産がいっぱい。
そんな中、
私、”まじょの木?見つけたの。”
………。
なるほど!
秋の森は、私たちの心を豊かにし、たくさんの恵みをあたえてくれた。
森に感謝。
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