2016.06.24 日誌
幼稚園では、皆で植えた色々な植物が元気に育っています。
トマトにきゅうり、なすびにオクラ、すいかにひまわり。
子どもたちは、花の色や葉っぱの形など、それぞれの違いに気づいたり、どのように実を付けるのか興味深々に観察したり・・・。
なかでも、自分のあさがおには毎日水をあげながら、その成長を楽しみにしています。
あさがおを植えている鉢は、家から持ってきた大きめの空き缶で作りました。
水はけがよくなるように、空き缶の底に穴を開けます。
金槌と釘を使って、上手に穴を開けていきます。
年長児に手伝ってもらう子ども、何十分もかけて集中して穴を開けている子ども・・・色々な様子が見られました。
空き缶に穴を開けたら、土を入れていきます。「どのくらいまでいれたらいいかなぁ・・・」
土を入れたら、指で穴を開けて朝顔の種を植えていきます。
大切に、大切に、小さなあさがおの種を植える子どもたち。
水をあげて・・・「はやく、おはながさきますように・・・」
あさがおは、一週間ほどで芽を出しました!
「見て!見て!僕の芽が出てる!」と大喜び!
毎日水をあげたり、年長児は観察日記を書いたりと、あさがおの成長を見守り楽しむ子どもたち。
ぐんぐん芽が伸びていきます。
「白い毛で小さな芽が守られているよ。」
「葉っぱの中に、たくさんの線が入っている・・・なんだか、僕の血が流れているところと似ているね!」と年長児の中には、
葉っぱの細部に目を向ける子どももいました。
植物を育てることで、それぞれの子どもたちの心の中に、色々な思いや気づきがあり、そして小さな命に目を向ける心が育っているように感じます。
これらの経験を通して、生き物や植物を大切に出来る人になってほしいと願っています。
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