2013.02.22 卒園生・保護者の声
私は「海の星幼稚園」の卒園生です。「道後聖母幼稚園」で教諭をしていた母がカトリックで、私も幼児洗礼を受け、自宅に近い「海の星幼稚園」に自然の流れで入園しました。
母によると、3月生まれの私は、何事につけても遅れがちだったようです。運動会の綱引きで、1試合目が終わり、2試合目にサイドが入れ替わったのに、1試合目と同じ方向、つまり味方の子と見つめ合い反対方向に必死に引っ張ったこともありました。しかし、とにかく熱心で温かい先生方のお支えがあり、さまざまな行事を通して何事にも一生懸命に取り組む子どもとして成長させていただきました。なお、年長のお別れ遠足で立ち寄った愛光学園(当時は男子校)の初代校長・田中忠夫先生から「男の子は愛光学園に入ってね」と言われたことを、帰宅時に興奮した様子で母に報告したそうです。
田中校長の言葉の甲斐があってか、私は中学から愛光学園、大学は上智大学に進み、その後銀行員などを経て、今ご縁あって愛光学園で教師をしています。教師になってから知り合った妻は「ロザリオ幼稚園」の出身で、このたび息子も「海の星幼稚園」にお世話になりはじめました。この不思議な繋がりは、大きくて温かい神様の見えざる手によるものと感謝しています。
愛光中学・高等学校
教諭 半澤直也
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