学校法人 ロザリオ学園

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2022.10.14 若葉幼稚園 ブログ

運動会

若葉幼稚園 ブログ

今週月曜日のスポーツの日に、運動会を行いました。

 

ずっと心配していたのはお天気。

雨予報が出てから、子どもたちは”晴れてほしい”とてるてる坊主を作り、運動会ができるようお祈りをして当日を迎えました。

 

なんとか早朝に雨も上がり、子どもたちの気持ちも準備万端です。

”できてよかったね”とみんなで喜びながら運動会を始めました。

 

 

年中児、年少児は踊りを踊りました。

年中児はクラスカラーのポンポンを持って踊ります。

見られる気恥ずかしさも少し感じて照れくさそうにしながらも、仲の良い友だちと顔を見合わせながら楽しそうに踊る年中さん。

 

 

また、年少さんは初めての人の多さに圧倒されながらも音楽が鳴り始めるといつも通り先生や友達と楽しそうに踊ります。

一生懸命踊る姿がとても可愛く、見ていた年長さんたちからも”かわいいー”と声があがりました。

 

 

またかけっこでは、年少児、満3歳児、また2歳児クラスのつぼみ組の子どもたちも走ります。

先生のいるゴールまでたどり着くことのできる子もいれば、

 

途中で止まってしまい、先生と一緒にゴールする子も。

”がんばってー!!”温かい声援を受けながら無事ゴール!

 

 

 

また、つぼみ組、満3歳児さんの競技では玉を入れ物にお片付けしました。

競争ではなく、みんなできれいにお片付け。

”あっちにもあるよ”と1つ1つ玉を拾いに行き、お片付けする姿はとても可愛く、のんびりした時間が流れました。

 

 

 

ですが、年中児のかけっこや大玉ころがしではみんなが『競争』を意識します。

スタートの合図とともに勢いよく走り出し、抜いたり抜かれたり。

最後、ゴールまで一生懸命走ります。

 

大玉ころがしでも隣のクラスをちらちらと見ながら転がす姿に競争心を感じました。

大きな玉は転がすのが難しく、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、うまくコーンを回れなかったり。

それでも友だちと力を合わせてゴールまでたどり着きました。

去年とはひと味違う姿に年中児らしさを感じました。

 

 

 

 

一方年長児は『勝負』へのこだわりも強く、1つ1つの競技が真剣勝負です。

『タイヤを奪え』ではより多くのタイヤを取ったクラスの勝ちです。

スタートの合図とともに一斉に我先に!!とタイヤ目掛けて走って行きます。

 

取り合いになっても負けません。

友だちが取り合いしているのを見ると助けに駆けつけ、みんなで力を合わせて奪い合います。

 

 

 

また、『レッツチャレンジ』では自分自身と向き合います。

この競技を子どもたちに説明してから約1か月、子どもたちは今より少しでもできるようになりたいと自分で目標を決め、挑戦してきました。

周りに強制されるのではなく、自分で挑戦すること。

これは大人が考えるより難しいことです。

とても高く見える跳び箱を跳べるようになること、2回しか跳べない縄跳びを20回跳べるようになること。

そんな大きな目標に向け、毎日毎日失敗しても、転んで怪我をしても、それでも挑戦し続ける子どもたちの姿を見てきました。

目標に届いた人も、まだその過程の人もいましたが、それでも子どもたちみんなが今の自分の精一杯をとても誇らしい姿で見せてくれました。

かっこいい年長さんの姿は年中児、年少児たちの目にもしっかりと焼き付いたことと思います。

 

 

またパラウエイブでは青、黄、桃色の3色の布を使い、表現の演技を楽しみます。

 

4人で組んだり、18人で編み込んだり。

 

年少児のころから見て、憧れてきた演目です。

どうやって編めばいいのか、次の動きは何か、自分たちで考え教え合いながら演技する姿はさすが年長さんです。

年中児や年少児たちも釘付けになるほど、素敵な演技ができたことに誇らしげな子どもたちの姿が印象的でした。

 

また、年長児最後の競技はリレーです。

この種目は子どもたちが最も1番を取りたい気持ちが強く、毎日自分たちで誘い合い、練習を重ねてきた競技です。

バトンパスの仕方、早く走る方法など考えたり、聞いてきたりしたことを試しながら、練習してきたこともあり、白熱した勝負が見られました。

 

抜き、抜かれ、順位がどんどん入れ替わる中、優勝したのは・・・

たんぽぽ組でした!!

一生懸命してきたからこそみんなで力を合わせて勝てたことがとても嬉しいですね。

負けてしまったクラスもみんなが最後まで諦めずに走り切る姿がとてもかっこよかったです。

 

 

 

そして、最後は全園児でのフォークダンスです。

好きな友だちと手を繋ぎ、一緒に踊ります。

ひざを曲げて年下の人と目線を合わせてあげたり、手を取ってあげたり。

子どもたちの温かい姿に心がほっこり温かくなりました。

 

 

 

こうして、なんとか無事に最後まで運動会を行うことができました。

子どもたちもとても楽しそうで、1つ1つの競技の楽しさを見ている人にも届けてくれました。

いつもと違う環境に、少しドキドキして涙が出てしまった子もいましたが、それぞれが今の育ちの中で精いっぱいの参加ができたことを嬉しく思います。

天候や機材のトラブル等でご迷惑、ご心配をお掛けしましたが皆様のおかげでよい運動会になりましたこと心よりお礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

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