いよいよもうすぐ運動会です。

子どもたちはとても楽しみにしていて、園庭で自分たちで遊んだり、みんなで集まって練習をしたり、運動会に向けての活動を楽しんでいます。

 

年長さんは勝ちたい思いが強く、『リレー』や『タイヤを奪え』も”勝ちたい!!”と自分たちで誘い合って練習をする姿があります。

 

一度負けると、”どうしたら勝てるのか？””いい作戦はないかなぁ”と相談しながら、勝てる方法を探したり、バトンパスがうまくいくよう練習をしたり。

教師が誘い掛けなくても自分たちで主体的に取り組む姿がたくさん見られます。

 

また、年長児は『レッツチャレンジ』という競技があります。

この競技では子どもたちが３年間、自由遊びの中で、また体操教室で取り組んできた跳び箱、鉄棒、竹馬、縄跳び、ボールつき、フラフープ、これらの中から自分が得意なことを選び、披露します。

年少の頃はできなかったことも、”できるようになりたい”と自分で決め、練習をしてきたからこそできるようになり、頑張る楽しさ、できるようになる喜びを子どもたちは感じています。

そして、運動会が目前に迫った今もまだ、自分で決めた目標に挑戦し続けている人もいます。

何度うまくいかなくても、諦めずに”あともう少しなんだよ””昨日より上手になってる気がする”と、自分と向き合いながら練習を続ける姿はさすが年長だと感じます。

運動会での姿は、子どもたちが頑張ってきた結果の姿ですが、このような過程の中で子どもたちの中に育ってきた力もたくさんあります。

この頑張りを含め、運動会では子どもたちの姿を応援していただければ嬉しく思います。

 

 

また、年少さんや年中さんは踊りもします。

ポンポンを持って、音楽をかけ、みんなで踊ります。

初めは教師が前で踊り、教えていましたが、今では踊れるようになった年中さんたちが先生役になって前で踊ってくれます。

運動会当日は踊りをしない満３歳児の子どもたちも、遊びの中では一緒に踊って楽しみます。

一生懸命楽しみながら踊る子どもたちの姿はとても可愛いです。

 

 

年中児の大玉ころがしでは、大きな玉があっちへ行ったり、こっちへ行ったり。

最初はうまく転がせず苦戦していましたが、だんだんとコントロールできるようになり、コーンをぐるっと回って帰ってこれるようになりました。

”勝ちたい”競争心も芽生え始めています。

当日は何組が勝つか、楽しみですね。

 

 

 

子どもたちが楽しみにしている運動会。

”子どもたちが楽しめる運動会”になるように、それが何より大切です。

運動会は、走ったり、踊ったりと身体を動かすことがメインの行事ですが、その取り組みの中で子どもたちの心も育っています。

その心の動きと育ちを日々の生活に繋げながら、子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。

 

当日、お天気が少し心配ですが、予定通り開催できることを信じてお待ちしております。