2022.09.30 海の星幼稚園 ブログ
9月5日6日と二日間、
年長児は2グループに分かれて 今治市にある“しまなみアースランド”へ行ってきました。
当日、8時30分。
バスに乗りこんで幼稚園を出発。
「まえいったとき がけのぼりたのしかったけん きょうもしよーっと」
「むし おるかなあ」
バスの中で、森での活動を思い浮かべながら、ワクワク。
そして今治しまなみアースランドに到着!
森の入口を目指して石畳を歩いていると・・・
「あっ!このかたち ティラノザウルスのあしあとみたい!」
「ハートのかたち みつけた!」
そして
「まえきたときは たんぽぽ がいっぱいだったのに ないね」
「たけのこが こんなにおおきくなってる!」と
春に来た時とがらりと姿を変えた森を感じながら足を進めます。
そして
森の入口に到着。
まずは、森の住人にごあいさつ。
「おじゃましまー―――――す」
その声に応えるかのように、
~♪
ツクツクボウシやセミが鳴いて子どもたちを迎えます。
(幼稚園にはもうセミはいないのになあ・・・?)
「あっ!」
早速とんぼやちょう、森の生き物たちに出会います。
雨上がりの少し湿ったにおいを感じながら
さらに森の中へ入っていきます。
森の中に到着すると、
荷物を置いて、早速ゴールデンタイム!
好きな活動にみんな一目散に走りだします。
一面、青々と草が茂った秋の森。
足を踏み入れる度にティキティキティキとその足元を
ぴょんぴょんとバッタが跳ねます。
こちらでは
なにやら手の中に・・・
「おともだちになろう」と優しい声で語りかけ、
閉じていた手を開くと、小さな小さなトカゲさん。
その声に応えるように
おとなしく手のひらに乗ってくれています。
あちらこちらで様々な生き物とあっという間に仲良くなっています。
こちらでは
崖登りに挑戦。
挑戦してみるも、あまりの高さに「こわい こわい・・・」
1.2回目 は「たすけて」と先生に助けを求めていましたが、
3回目からは 「やってみる!」 とゆっくり確実に足を進めていました。
一日の中でなんと9回も挑戦し、9回目を終えた表情は誇らしく、
自信に満ち溢れていました。
小川遊びでは、何人か集まり、ひたすらに穴を掘っていました。
大きめの石で川をせき止めたり、太い木で砂利をどかしたり…。
「こうすればいい!」
「いいことかんがえた!」と、
子どもたちからどんどんアイデアが出てきます。
自然と協力し合い、自分にできることを考えて
それぞれが動きます。
そして、川の中にダムが完成!
水の流れに乗って
モミジのはっぱが流れてきました。
「手みたいでしょ」
水辺でも様々な生き物に出会います。
かたつむり
ニョロニョロ
つのが出て目玉がのびてきました。
少し大きめの枯れ葉と同じ色のカエル。
カニも。
こちらは木のシーソー。
バランスをとって乗りこなします。
たくさん遊んで、お腹もすいてさあ!食事の時間。
木陰にシートを広げて準備をします。
「すずしくて 気持ちいいね」
鳥の鳴き声、風を感じながらいただく食事は格別。
お腹いっぱいになった子どもたち。
森のさわやかな風を受けながら
ちょっと一休み。
木の葉のさらさら揺れる音が聞こえます。
さあ、また遊びましょう。
<木登り>
木の股に足をかけ、腕の力・足の力を使って登ります。
ぶらさがったり・・・
木の上は気持ちよさそう。
“もっと遊びたい!”という思いの中
帰る時間になりました。
「おじゃましました」とあいさつをし、森を後にしました。
その帰り道、”またこんな日がありますように”と話していた子も。
心の中は、とびっきりの楽しい思い出でいっぱいになったようです。
また、おじゃましましょうね。
次回は冬の森。
どんな発見があるでしょう。
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