2022.08.17 海の星幼稚園 ブログ
夏休みに入り、年長さんだけのおたのしみデーを行いました。お友達との絆を深め、キラキラした思い出が皆の心に残りますようにと行われたこの行事
“おたのしみデー”という名前のとおり沢山の楽しいプログラムを用意しました。
12時すぎ頃、荷物をつめたリュックをしょって笑顔で一人、また一人と集まってきた子どもたち
全員が集まると、まず一番目の予定。
愛媛県美術館で開催されている恐竜展へ出発。
「恐竜ってかっこいいよね!
トリケラトプス、プテラノドン、ティラノサウルス…」
様々な恐竜の名前が道中、バスの中で飛び交います。
美術館につくと、美術館の方から子供たちに「美術館でのお約束があります。何でしょう。」
と質問がありました。たくさんの子供たちが手を挙げて「走らない」「静かにする」「触ら
ない」などと答え、公共の場でのマナーについて一緒に確認し、建物の中へ。
いよいよ展示場の中へ足を踏み入れます。
薄暗い入口、恐竜のいた時代にタイムスリップしたようです。
ちょっとドキドキしながら入っていくと…
沢山の恐竜の化石や骨がありました。最初は、怖くないと強がっていた子も「やっぱり怖い」と隣のお友達を握る手に力が入ります。
「とんがっているね」「歯がいっぱいある」間近で見る恐竜の歯や骨に興味深々です。
すると、「ガオー!!」と尾やからだをくねらせながら、吠える恐竜。
その迫力に思わず耳をふさぎ、後ずさりする子も
「ベロもでてきたよ。動き出したらどうしよう。」
こうして、ハラハラドキドキしながら恐竜展を後にしました。
園につくと、次はすいか割です。
まずは、誰から割るのか相談して決めました。
七夕の願いに「すいか割りができますように」とお願いした子もいたくらい、楽しみにしていたすいか割。
タオルで目隠しをし棒を振り、すいかを目指して一歩一歩進みます。
周りからは
「左、左、左、左」
「右、右、右、右 お箸持つ時の手」
「頑張れ そこそこ!」
と、すいかの場所を知らせる子どもたちの声。
あまりにも、沢山の声が飛び交って
「もうわからん」と
目隠しをしたままグルグル周りだす子。
そして「えい!」と力を込めて思い切り棒を振りおろします。
「あっ!あたった!」
一斉に皆駆け寄ると赤い実が見えていました。
「やったー!」
割れたすいかを切ってもらい「いただきまーす!」
「ペッペッ」と種を飛ばしながら、それも楽しそう。
みんなで力を合わせて割ったすいかは美味しいね
すいか割りの後は、夕食のカレー作りをしました。
先日も、お料理活動でカレーを作った子どもたち。手順が良く分かっています。
切ったり、洗ったり、片付けたり、自分で考えながら主体的に動きます。
お米もたけてきて段々いい匂いがしてきました。
さあ、後は煮込むだけ
できるまで宝探しです!
みんなでお宝を探すぞー!えいえいおー!
手渡された宝のありかが書かれた地図を見ながら進んでいきます。
「ここら辺かな?」「向こうかな?」皆で相談して探します!
皆で力を合わせて探していくと…。
「あったー!」
その頃、カレーのいい匂いがしてきました。
カレーの完成です。
お腹もペコペコで皆で作ったカレーはとってもおいしかったです。
夕食が終わるとランタン作りです。
紙コップに色んな絵をかいたり、色紙を貼ったり思い思いのアイデアを生かして作ります。
中にライトを入れたら出来上がり。
「かんせーい!」「できたー!」かわいい、かっこいいランタンができてました。
たのしいお楽しみデーも、最後のプログラム。
次は何かな?
みんな園庭に集まってきました。
そう、キャンプファイヤーです。
園長先生から「火は昔から使われていて食べ物を美味しくしたり暖かくしたりします。」と、火の大切さのお話を聞きました。
そして、薪に火がともりキャンプファイヤーの始まりです。
跳んだり、はねたり。
赤々と燃える火を囲み、皆の気持ちも高まります。
こうしてすべての予定を終え、「皆、今日は楽しかった?」と声を掛けると
「楽しかったー!!」
帰る時間になったころ、薄っすらと空も暗くなってきました。
皆が作ったランタンの明かりに照らされながら、今日一日の楽しかった思い出を胸に家路に着きました。
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