5月にみんなが植えた野菜。

手のひらに乗るくらい小さかった苗、小さな種が

大きく大きくなりました。

 

 

 

とまと、ピーナツ、とうもろこし、かぼちゃ、きゅうり、ピーマン…

様々な野菜が並びます。

 

 

 

これまで日に日に姿を変えていく様子を、毎日興味深く観察し

愛情深くお世話をしていた子どもたち。

 

 

　　

 

登園すると

真っ先に野菜の元へ。

「おおきくなっているかなあ…

あ！あかくなってるね」と

お母さんも一緒に成長を楽しみます。

 

 

「みてみて！！メロン！！」

「葉っぱに隠れて見えなかったけど、こんなに大きくなってる！！」

 

「トマトもたくさんできているね」

「あおいのは、まだおいしくないんよ」

 

「とまとの　はっぱから　とまとの匂いがする！」

「ふさふさしてるね（毛があるので）」

 

 

 

「とうもろこし、わたしよりおおきくなってる！」

と、背比べ。

 

 

 

「あ！このなかみて！」

 

 

とうもろこしの長い葉の中から、雄花が顔を出しています。

「これが　はな？？　お米に似てない？」

 

 

 

「とうもろこしの　はっぱ　は　つるつる！」

 

 

 

 

 

おおきくなっていくその様子を

自分の言葉で、記録していきます。

　　

 

 

 

 

そして、どの野菜の実も食べごろに…

 

いよいよ収穫。

 

 

 

　　

「これをハサミで切るね！」

「みどりのとまとは切らないでね」

慎重に収穫をしていきます。

 

 

とうもろこしは、手前に引き寄せて引っ張ります。

「うーんかたいなあ…　　　　“バリッ！！”　　とれた！！」

 

「こっちのピーマンは、もう少し大きくなるまで　おいておこう！」

 

 

　　

大きなきゅうりやトマト…たくさん収穫しました。

 

 

 

さあ、いただきましょう。

 

きゅうりは、みんなが食べやすいように

年長さんが切ってくれました。

 

 

「おいしいきゅうりの匂いがする！！」

 

 

 

「こんなに大きなきゅうりを食べられるよ！」

パリっとした触感を、口いっぱいに味わいました。

 

　　

とまとは　どうかな？

 

「おいしい！」

「とまとも　あまくなってた」

 

 

 

 

こちらは、とうもろこし。

 

まず、薄皮まで皮を剥いていきます。

ペリペリ…と音がして、

 

「なんまいもあるね」

「まだまだみえない」

 

 

 

まだまだ…

 

 

 

「あ！ちゃんとできてる！！」

 

 

 

「とうもろこしのにおい！」

「いい匂いがする！」

 

 

 

 

薄皮ごと、水から茹でていきます。

 

 

 

 

どんどん沸いてきて…

 

 

 

部屋中が

「いいにお～い！！」

 

 

 

 

「あちちちち…」

先生に薄皮を剥いてもらって…

 

 

 

「きいろーい！」

「はやくたべよう！！」

 

 

「わたしもちょうだい！」

 

 

「いただきまーす！」

「おいしい！」

 

 

 

「あまいよ！」

 

 

 

 

 

自分達で育てた野菜、愛おしく思いながら

頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

みんなで５月頃に植えたひまわりの種も、

 

 

芽が出て

 

葉が広がり、日に日に大きくなり

 

 

 

 

マリアさまと同じくらいの背丈になりました。

力強くおおきく開いた花が、太陽に向かって笑っているようです。

 

この花のように、世界中の子どもたちが笑顔になりますように。

そんな願いを込めて、マリア様にお祈りしました。

 

 

こうして1学期を終えました。

これから長いお休み“なつやすみ”になります。

 

「やったー！」

「おばあちゃんちにいくんよ」

「ぼくはキャンプに行く」…口々に楽しい予定を話す子どもたち。

 

神さま

夏休み、子どもたちが怪我や病気をせず、楽しい日でいっぱいになりますように

お守りください。