先日、年長さん・年中さんのお料理活動が行われました。

 

朝、登園してくると…

 

「ねえ、何時からカレー作るの？」

「もう、エプロンつけてもいい？」

「はやくたべたいな」

年少さん達も

「お姉ちゃん、お兄ちゃんが作るカレー早く食べたい」

と、みんな楽しみにしている様子。

 

今日のメニューはカレー！!

さぁ、カレー作りの始まりです。

 

まず先生のデモンストレーション（道具、野菜の名称、使い方などを伝えます）で

作り方を教えてもらいます。

　　

 

 

 

早速、エプロンをつけます。手を後ろに回して自分で止めたり、お友達に結んでもらったり…。

　　　

 

その後は手をよく洗い、消毒をします。

三角巾も、端を畳んで…。

 

 

「どの野菜を切ろうかな」と自分で切りたい野菜や包丁、まな板…と使う道具を選びます。

 

 

そしてジャガイモの皮をピーラーで剥き、切っていきます。

 

 

こちらでは、スティック状の人参となすを小さく切っています。

「このくらいの大きさでいいかな？」

と、食べられる大きさを考えながら包丁を入れます。

「にんじんは硬いなあ」「なすはやわらかいから切りやすい！」

それぞれの野菜によって異なる感触や切り心地を感じていました。

 

 

こちらでは、

「うーん、めにしみる…」

溢れる涙と闘いながら、玉ねぎを切っていました。

 

かくし味のりんごをしっかり握ってシュッシュッシュッ

「リンゴの皮には栄養がいっぱいあるんだって」

と、小さくなっても

慎重におろし金ですりおろしていきます。

リンゴのすりおろしは人気のようで、机の周りに沢山の子ども達がならびます。

 

切った野菜とお肉を炒めるとジュージューパチパチ音がし始めます。

しばらく煮ていると、野菜の色も変わっていい香りもしてきます。

その様子を近くで見守ります。

 

さぁ、これから煮込んでいきます。

 

ボールに入れた水を運んできてくれました。

こぼさないように全身でバランスを取りながらゆっくり歩きます。

 

 

 

カレールーは、お湯で溶かします。

　　

そーっと、そーっとかきまわします。

だんだん溶けて、

「いい匂いがしてきたなあ」

 

 

 

ぐつぐつとお鍋が沸騰している間に子どもたちは使った道具を洗い、片付けます。

机の下に落ちたごみを掃き、

 

机の上も拭きピカピカに。

 

 

「わたしは、たまねぎ切ったよ」

「にんじんは、このくらいの大きさにした！」

 

片付けをしながら、お料理の様子を振り返っておしゃべり。

 

片付けも終わり、エプロンを畳みます。

「半分にして、もう半分にして…」

折り紙を折るように、はしとはしをあわせてキレイに畳んでいました。

 

 

さあ、いい具合に野菜も煮えて

部屋中が、カレーの匂いに包まれます。

そのいい香りに誘われて、

気が付くと廊下には、年少さんたちの姿が。

 

「もうできた？」

「はやくたべたい！」

 

どうやら、食べるのが待ちきれない様子。

 

 

さあ、いただきましょう！

 

持って来たご飯に、カレーを配膳します。

「このくらいかな」

 

 

いよいよ…

「いただきまーす！」

　　

 

　　

おかわりを2回、3回としている人や

「野菜がおいしい！」

「おうちのよりおいしい！」

みんなの顔が笑顔になりました。

 

「どう？おいしい？」（年長さん）

「おいしかったよ、ありがとう」（年少さん）

 

 

 

 

園長先生にも、おすそわけ。

「どうぞ召し上がれ」

年中さん、年長さん

おいしいカレーをどうもありがとう。

 

お料理は

振る舞った人にも喜んでもらって、なんだか嬉しくなります。

お家でも、家族の皆さんに振る舞って欲しいなと思います。