「今日は、何をしようかな～！」

朝の片付けを終えると、子どもたちはそれぞれに、自分のやってみたいことを探します。

すぐに好きな遊びを見つけられる子もいれば、そうでない子も・・・。

そんな時は、「これしてみようか。」と教師が優しく誘いかけます。

 

 

 

前日、友だちがしているのを見て、「ぼくも明日洗濯してみたい！」

と言っていた年長男児。翌日には、張り切ってエプロンを付けていました。

友だちが楽しく取り組む姿から「やってみたい」が沸いてくることもあります。

 

 

冬の活動として取り入れていた、はたおり。１枚完成して持ち帰っていましたが、

最近になり、「バックにしたい！！」とその１枚を園に持ってきました。

その思いを知った教師がはたおりの準備をすると、

その子は２枚目を完成させ、バックとして仕上げることができました。

 

自分でこうしたい！と強い思いを持っている子は、大人がびっくりするほど

集中し、長い時間取り組む姿があります。

私たち大人は、子どもたちの「やってみたい！」を大切にしたいものですね。

 

 

 

 

 

子どもたちは、毎日様々な「やってみたい」を繰り広げています。

私たち教師もその思いに寄り添いつつ、魅力的な環境が作れるよう

工夫していけたらと思います。

そして「幼稚園は安心して生活できる場所」「どんなに失敗しても大丈夫」

子どもたちからそう思ってもらえる場所でありたいです。