今週の日曜日は父の日でした。

「父の日ってどんな日なのかな？」と子どもたちに尋ねると、

”お父さんにありがとうを伝える日！”

”パパに嬉しい気持ちになってもらう日!!”

とよく意味を理解していた子どもたち。

 

 

「じゃあ、何にありがとうなの？」と聞くと、

”お仕事頑張ってくれてるから”

”お休みの日、遊びに連れて行ってくれるから”

と、それぞれ自分の『お父さん』に思いを巡らせます。

 

 

そして、”プレゼント作ってあげたい”と自分の気持ちをいっぱい込めて、プレゼントを用意する子どもたちの姿がありました。

 

年中児や年少児は自分の得意なものでお父さんにプレゼントを作り、年長児はうちわをプレゼントに作りました。

暑くなってきたこの時期にぴったりのプレゼントです。

 

 

『うえ、した、うえ、した・・・』切込みの入った台紙に細い紙を通していきます。

小さい頃からしてきた”しょくし”の活動。

お父さんに合う色を選び、交互に通していきます。

 

そしてそこへ切り紙を貼ったり、

 

折り紙を折って貼ったり、

 

絵を描いたりして、世界に一つだけの素敵なうちわを作っていきます。

 

 

思いがいっぱい詰まったうちわ。

たくさん使ってくれるといいですね。

 

 

子どもたちと話をしていると、『お父さんは家族のために仕事をしていること』や『しんどいときもあるけど、みんなのために頑張ってくれていること』をしっかりと理解していることを感じます。

それはきっと、子どもたちが”お父さんが自分のことを思ってくれていること”をしっかり感じているからだと思います。

子どもは、してもらったことしかできません。

自分のことを思ってくれているからこそ、思ってあげられるんだと思います。

 

今回ご紹介したプレゼントもとても素敵でしたが、子どもたちがお父さんのことを考え、お父さんへ『ありがとう』の思いを持つこと、それこそが一番のプレゼントの気がします。

 

「お父さんにプレゼント渡したら『ありがとう』って言ってもらえたんよ」

 

 

”ありがとう”の気持ちを伝えると、『ありがとう』が返ってきた、そんな風にみんなが自分の気持ちを伝えていくことで、温かい世界が広がりますね。

”ありがとう”の言葉の素晴らしさを改めて感じた父の日でした。