2022.06.14 西条聖マリア幼稚園 ブログ
マリア幼稚園の園庭には、びわ・梅・樫の木・ミモザ・紫陽花・バラ・オシロイバナ・シロツメクサ草など様々な植物があります。
よく晴れた午前中、園長先生と一緒に鮮やかに橙色に実ったびわの実を収穫することにしました!
子どもたちよりも大きなびわの木!1人では届かないので、先生達に手の届く高さに下げてもらったり…
この日は、つぼみ広場があったので二歳児さんも収穫しました!きっと生まれて初めて見る‘‘びわ’’にどんなことを思ったでしょう
そして、ある男児は実際に木に登り取りたくなったのでしょうかな?とっても嬉しそうに自分の手で採ったびわを見せてくれました。
収穫したびわを水で良く洗い、食後のデザートとしてみんなで食べました。
「びわってなに?」「どうやってたべるの?」「おいしいのかな…」
と様々な声で溢れています。
そしてこちらでは、どれが美味しそうか真剣なまなざしで吟味しているのは年少・年中さん。(笑)
お皿にいれて机まで運びます。まずは、食べ方を先生に教えてもらって…
自分でもむいてみます。「あ!おいしいー!!」という声が(^^)
すると、びわを食べている年少さんが「せんせい!みて?たねがでてきた!」と
出てきた種を見せてくれました。すると、次々とでてきた!の声でいっぱいです。見つけた種を
大事そうに袋に入れて持ち帰る子も(^^)/
他にも、園で実った梅を収穫して梅ジュースを作って飲んだり、、、
園庭で栽培しているキュウリを収穫して採れたばかりのキュウリをその場でパクっ!
ある男児は余程採れたてのキュウリが美味しかったのか、次の日も
「今日はキュウリ食べないの?」と園長先生のところへ行く子も(笑)
その日の食事には、塩もみしたキュウリをみんなで食べました。
他にも、玉ねぎ・トマト・さやえんどう・ピーマン・グリンピースなど栽培しています。
実際に作った野菜を、お料理で使って食べたりしています。
そのためには、子どもと土作りをするところから始めています。
肥料を混ぜて、種まきをして、水やりを毎日して、雑草を採り、芽がでて…子どもたちは育っていく一連の流れをよく知っています。
毎年、丹精込めて作った野菜たち。スーパーで買ってきた野菜を食べることが、最近ではほとんどだと思います。
土を作るところから始めて、自分たちで育てて、小さな命を感じ大切にする。
そして、その場で採れたてを味わう経験は少ないと思います。その経験を幼児教育の中で、私たちは大切にしています。
育てていく工程、収穫する喜び、命をいただいていること、
このことを循環させ子どもたちと、一緒にできるように。
そして、命をいただくことに感謝する心を育む…
これからも、野菜の収穫に問わず子どもたちと「初めての経験」をたくさん作っていきたいです。
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