2022.05.10 若葉幼稚園 ブログ
昨日、年長児がたけのこ掘りに行ってきました。
実は、4月末頃から子どもたちが園庭で”たけのこ見つけたー!!!”と袋に何か詰めていたのです。
見せてもらうと・・・
ん?これは木の新芽・・・
確かにたけのこの形に似ていますね。
でも大きさは子どもの小指のつめより小さいです。
”土に埋めて育てたら大きくなるかな”
わくわくしながら持ち帰る子どもたち。
そんな中、昨日本物のたけのこを掘りに行った子どもたち。
着くなり”うわぁ~!!たけのこいっぱいあるーーー!!!”と普段なかなか見ることのない竹林に興奮気味。
”あ!!たけのこ!!!”
あっちにも、こっちにもあって、どれを掘るか悩みます。
自分たちで美味しそうなたけのこを探して選んでから掘り始めました。
でも、砂場の砂のように簡単には掘れません。
根が張り巡らされていて、とても硬いので、子どもたちは力いっぱい掘っていきます。
友だちと協力してみんなで掘っていく人も。
頑張って掘り進めたら、最後はちょっとお手伝いをお願いしました。
ぶちぶちぶちっと根が切れる音がしてたけのこがとれると子どもたちから歓声が上がります。
こんなに立派なたけのこが掘れました。
また、たけのこを掘ることを楽しむだけではなく、大きくなっていき剝がれかけている竹の皮を剝がして楽しんだり、皮が剥がれた部分がとてもつるつるできれいなことに気付いたり。
また、立派に大きくなった竹は蹴ってもびくともしないくらい硬いのに、
伸び始めたくらいの竹は触るとぐらぐら揺れるくらい柔らかいことにも気づきました。
帰りのバスの中で軍手を外してたけのこを触ってみると、
”ふわふわ~!気持ちいいね”
また違った感触に出会いました。
実際に経験してみないとわからないことをたくさん自分の目で見て、触って、感じた子どもたち。
たけのこを掘る大変さも感じたようです。
子どもたちが感じる気持ちを大人は邪魔しないように、うまく声を掛け、子どもの感性を豊かにしていってあげることが大切です。
今回の経験で一人ひとりが何か感じてくれていたら嬉しいです。
このたけのこは給食を作ってくださっている『ティア自然食堂』さんにお届けし、給食でたけのこご飯にしていただきます。
一生懸命頑張って掘ったたけのこをみんなで大切に味わいたいと思います。
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