先日、年長児は今治のしまなみアースランドへ自然体験に行ってきました。

５月２６日　１グループ（ゆり・さくら・あやめ）

５月２７日　２グループ（にじ・ほし・こすもす）

 

 

 

昨年の年長児から話を聞いていて、楽しみにしていた年長さん。

やっと”森育”に行ける！と前日からドキドキわくわくしていました。

 

だけど２日間とも雨予報、、、

 

 

「だいじょうぶかなあ？」

「いけるかなあ？」

 

と心配していましたが

 

 

 

 

 

 

当日なんとか曇り空に。

 

 

 

バスの中では、お隣の席の友だちと会話が弾んでいました。

 

 

 

 

「いってなにする？」

「だんごむし いっぱいみつける！」

「がけにのぼってみたいんよね～」

 

 

 

 

 

 

 

「いのししおるかも、、、」

「うみがみえてきたよ～」

「せんせーい！あとなんぷん？もうまてん！！」

 

 

 

 

 

 

 

 

長い間バスに乗ってやー－－－－っと到着。

 

 

 

 

まずはトイレに行って、首にはタオルを巻いて、、、

森に行く準備万端！！！

 

はじめまして、くうちゃん！

森育活動でお世話になるスタッフさんのお話を聞きます。

 

 

 

むかしむかしは、ぜーんぶ茶色でした。そこに雨を降らす雲がやってきて川ができました。

どんどん水が溜まり、大きな池ができました。

植物がうまれ、草や木も生えてきました。

 

 

川にはどんな生き物がやってきたかな？

草にはどんな生き物がいるかな？

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちは一緒に考え

森の中にたくさんの生き物が棲んでいることを知りました。

 

そして生き物たちと仲良くなる方法を教えてもらいました。

生き物をそっと手のひらに乗せ、おにぎりを握るようにふわっと包み込む、

そしてそっと話しかける。

 

 

 

「なかよくなりたいな～」

 

 

 

 

 

 

 

 

さあ、では森に入っていくぞ～！おーっ！

 

 

 

 

 

 

 

石畳の道を歩いていくと、、、

「あっ！たんぽぽのわたげがあるよ！」

 

 

 

 

ふーー－－－っ

ふー－－－－っ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれはなに？」「たけのこ、、、？」

そこには子どもたちの背をはるかに超える大きなたけのこが！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下の方は緑になっており、竹に進化中。

「おおきいねえ～」

「ぼくも背比べしてみたい！」

 

色々な発見をしつつ森の入り口に到着！

ここからは森の生き物たちのおうちです。

 

 

 

 

 

 

「おじゃましまーす！」

 

～～～～～♪（鳴き声）

 

 

 

 

 

 

子どもたちのあいさつに小鳥やかえるが返事をしてくれました。

 

 

雨上がりだったので水たまりや

ぬかるみがあちこちに、、、

 

「きょうは ながぐつだから だいじょうぶだね！」

 

 

 

 

 

 

 

いつもなら遠慮して入らないけれど今日は特別！

どんどん森の奥に進んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

荷物を置き、早速！自分のしたいことを見つけ走っていきます。

 

 

小川

「だいじょうぶかなあ、、、」

 

山の上に降った雨が下りてきて冷たい水が流れていきます

 

 

 

 

 

 

 

「たけをつかって　みちをつくろう！」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうやったらうまくつながるかなあ？」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これながしてみてもいい？」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ！かにがいた！！せんせい！きてきて！」

見るとそこには大きなカニの姿が、、、

「こわいけんさわれん」

「きをつけて！はさまれるよ」

 

 

 

 

 

 

 

「かにのおうちはどこかな？かえしてあげよう」

そっと地べたに置くとどんどこ歩いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おうちこっちなんかな？」

かにが進む方向をずーっと眺めそっと追いかけていました。

 

 

 

 

 

 

 

木登り

　　　

 

「のぼってみたい！」

ちょっと怖いけど手足を上手に使って、次にどこに手を置けばいいかな、

考えながら登っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

「ながぐつが　はまった！！」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こっちからとってあげるよ！」

 

とれたね！とおおきな笑い声が聞こえます。

 

 

 

 

 

くさむら

 

 

「とかげがいた！！！」

「どこどこ？」

 

 

 

 

 

くうちゃんに教えてもらった”生き物と仲良くなる方法”を試してみます。

 

 

 

そっと手で包み込み、、、

「こんにちは～、だいじょぶだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

声をかけるとカナヘビ君も安心して

小さな手の中で静かにいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一面に咲いているしろつめぐさ。

丸太の上に座って黙々と何かを作っている人もいました。

うまく完成できたかな？

 

 

 

 

 

 

 

 

１グループ

お昼前からぱらぱらと雨が降ってきました。

カッパを準備しておいてよかった。

自分で着て、自分でボタンを留めて、、、

 

 

 

 

 

できないときは友だちに手伝ってもらいながら、、、

 

よし！活動再開！

 

 

「あれ？ここはあめ　ふってないよ」

「はっぱがたくさんあるからじゃない？」

「じゃああそこは？」

 

 

 

 

 

 

 

 

「あめ あたるね」

 

 

 

 

 

 

 

 

雨だったから発見できたこともたくさんありました。

 

 

 

しばらく雨の中で活動をした後は、

室内でみんなでお昼ご飯。

使ったカッパは自分できれいに畳みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

２グループ

 

「おなかすいた～」

森でたくさん身体を使ったあとは

自然の中でお弁当。

シートを敷いて「いただきます！」

 

 

 

 

「おいしいね！」

「ごはんおわったら つぎはなにする？」

 

 

 

楽しい活動もあっという間に時間が来てしまいました。

最後は今日、自分たちが一番楽しかった遊び場の方に向かって

さようならをして森を後にしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

次に森に出かけるときはどんな出会いがあるかな？

雨も自然のひとつ。

雨の日ならではの発見がたくさんありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日出合えた小さな生き物たちにも

わたしたちと同じように”命”があることを感じられた子どもたちだと思います。