2022.02.22 海の星幼稚園 ブログ
節分に向けて子どもたちは、それぞれの部屋で鬼の面をつくりました。
こちらは、年少さんの鬼の面です。
自分の好きな色の画用紙を選び、線にそってハサミで丁寧に切っています。
目や鼻、口そして髪の毛や角等のパーツを、思うままに貼って福笑いのように色々な表情の鬼ができました。
「ぴんくの鬼さんにしたんよ~、かわいいでしょ」
こちらは、年中さんの鬼の面です。
自分の好きな色の画用紙を選び、黒の画用紙と重ねてのりづけし、お面の台紙をつくります。
型に合わせて線を描き、ハサミで切り込みを入れて目や口、髪の毛をつくります。
「強い鬼!」
こちらは、年長さんの鬼面です。
年長さんのお面は紙袋で作っています。
まず、絵具で色をぬっていきます。
「うーん…なにいろがいいかな?」
「くろがつよそう」
次は切っていきます。
目を切り抜き、
「はらみて、こっちの目はハートにしたんだー」
鬼の角は紙をくるっとまいて、えんすい状に。
「これだけで鬼みたい」
紙袋に貼り付けます。
「ぼくの鬼 どう?」
ばら組さんも、鬼の顔が印刷された画用紙に、思い思い色を塗り、鬼の面を作っていきます。
節分の日に思いをめぐらせ、子どもたちはそれぞれ個性いっぱいの鬼の面をつくっていました。
そして迎えた、節分当日…
こちらでは、まめまきのための豆を炒っています。
どんな香りや音がするかな?
「あ、ポップコーンみたいないいにおいがするよ!」
とても香ばしいにおい。
「でも、このにおい、鬼はだいきらいなんだよ」
「よくみみをすませるとおとがするよ」
「ぽんっておとがしたー」
「ぱちぱちいってるね」
そしていよいよ…
色とりどりの鬼の面をつけ、さんぼうを持って、豆まきの準備。
靴を履き替え、園庭に向かいます。
「おれは、鬼なんかね らくしょうでやっつけるけんね」と頼もしい声や
「もう鬼きとるんかな?」とどきどきの声が、
「やっぱりお部屋に戻りたい…」
これから始まる豆まきに、子どもたちは期待と不安でいっぱい…
そんな中、青鬼と赤鬼がやってきました。
「あそこ!鬼がきよるよ!」
鬼を見た子どもたち。なかには怖くて泣きだす人も、
「こっちこんといて~~~~」
「おにはそと ふくわうち」のかけ声と共に、豆をまいて鬼を追い払います。
「おにはそと!」「ふくはうち!」
「鬼をやっつけろ!」
さんぼうに入った豆が無くなると、落ちている豆を拾い集めて鬼に投げている姿もありました。
「豆がなくなってきた」
鬼に見つからないようにひっそりと隠れている子どもたち
「ここにおるんは ひみつにしとってよ」
子どもたちに、豆を沢山投げられた鬼たちは、園の外へと逃げて行きました。
「鬼さん、さようなら~~~~」
「やった!鬼をやっつけたぞ!!」
わがまま鬼、泣き虫鬼…心の中の悪い鬼は出ていったかな?
今年も、みんなが健康で幸せに過ごせますように。
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