2022.02.18 西条聖マリア幼稚園 NEWS西条聖マリア幼稚園 ブログ
2月3日は節分にちなみ、帰りの集まりの時に
鬼が出てくる絵本や節分のルーツについて考えました。
すると、満三歳児の男児が毎朝下駄箱の所で
「今日、オニさん来る?山から下りてくるの?」と心配そうに何度も
尋ねる子もいました。
どうしても、鬼といえば昔から悪いことばかりするイメージではありますが
‘‘優しい鬼がいること” ‘‘自分の弱い心やわがままな気持ちなど、心の中にある鬼を追い払うこと”
など、決して悪い鬼だけでなくいろんな意味があることを、男児に伝えると
心配そうだった瞳が徐々に明るくなりました。とっても、怖かったのかな?
節分当日
豆まきの前に、先生が手作り紙芝居を読んでもらいみんなで知識を高めました。
そして、豆を分けてもらいこの日のために一生懸命作った鬼のお面をかぶっていた時、、、
後ろから鬼がやって来ました!
自分たちよりも大きな体と顔をした赤青鬼を見ると、みんなびっくり!
泣いてしまう子もいます。
しかし、自分の弱い心に打ち勝つため、勇気を振り絞り
「鬼は外!福は内!」と鬼に立ち向かい豆を投げる子もいます。
つくし組さんは、園長先生と手を繋いで逃げる可愛らしい一面も…(^^)
こっちでは、お姉さんのそばでこっそり隠れている子や、陰に隠れている子
笑顔で立ち向かう子で様々ではありますが、今年も無事に節分を終えることができました。
そして、豆まきが終わった後に年少・つくし組さんたちは鬼の絵本を二つ先生に読んでもらい
自分の中にいる鬼はどんな鬼がいるか考え、墨汁で絵をかきました。
これはごく一部ですが、‘‘僕は、すぐに泣いちゃうからな~”と
なきむしおに と名付けて迫力満点の鬼を描きました。
きっとこの迫力満点な絵を見た鬼も、びっくりして逃げてしまうかな?
今年も、皆様の家にたくさんの幸せが訪れますように。
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