2022.02.08 海の星幼稚園 ブログ
1月、朝から ぐっと冷え込んだある日。
「みてみて!
あれって ゆきよね?そうよね?」
誰かのその声に…
急いで外に駆け出す子どもたち。
「ぼくも行ってみる!」
遊びに夢中だった子どもたちも
徐々に気付き始め…
「ぼくが ずっと待ってた ゆき!!」と
おおはしゃぎ。
空を見上げて
「うえから どんどん おちてくる!
みて、あっちあっち!」
そのうち
てのひらをお皿のようにして
右往左往しながら集めようとする姿。
「みて!とれた!!」
でもすぐに…
「え…?
なくなっちゃった!」
「ぎゅってしてたからかな?」
「ゆき を あつめたら
こんなになった!」
氷の粒の出来上がり。
「あつめたら なかなかとけないよ!」
「ほら!みてごらん…」
今度は帽子をもって歩き回る姿が。
「こんなにたくさん!」
「ちょっとせんせい そのぼうし かして?」
なるほど、黒い帽子は
とてもよく雪が見えます。
夢中になっている子どもたちの頭の上にも
こんなに雪がついていましたよ。
こちらでは…
濡れてしまうと思ったのでしょうか?
傘をさして、園庭を散歩する人の姿も。
しばらくすると雪は止み…
温かな日が差してきました。
「あったかくなったね」
新しくできたテラスで休む子どもたち。
写真や図鑑からではなく、実際に雪に触れることで
つめたさ、やわらかさ を知ることができました。
比較的温暖な気候の愛媛県では
雪に出会うのは貴重な体験。
子どもたちに、冬のプレゼントが届いたようでした。
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