2022.01.11 海の星幼稚園 ブログ
年が明けましたがクリスマスの様子を振り返りお伝えいたします。
12月に入り待降節を迎え、園ではイエス様のご誕生
クリスマスを待つ様々な準備が始まりました。
まずは馬小屋を飾ります。
「イエス様は馬小屋の中だね」「はかせ!〇〇くんの役だ!」
子ども達は自分達で演じる聖誕劇を思い出しながら1つ1つの人形を飾っていきます。
こちらでも
廊下に飾られた馬小屋。
子ども達は廊下を通る度に立ち止まりじっと眺めたり手を触れたり…
子ども達にとってただの飾り物ではなく特別なもののよう。
そして見る度に配置が変わっているお人形。
まるで生きているかのように…
アドベントクランツ
11月最後の日曜日から4本のロウソクに毎週1本ずつ火を灯しクリスマスを待ちます。
4本目が灯る時にクリスマスを迎えます。
3本目を灯すときには…「え、もうすぐだね!もうそんなにクリスマスが近づいているの?」
「神様も楽しみだと思う!」
わくわくした表情で話す子ども達。
アドベントカレンダー
12月1日からイエス様が生まれる25日まで毎日1つずつ窓を開けながらクリスマスを待ちます。
その待つ間イエス様にお誕生日プレゼントを送りましょう。イエス様の喜ぶことは何?と聞くと優しい心、頑張ること…。そうイエス様の喜んでくれることを沢山できるといいねと話しました。それからの毎日の中で
「トイレのスリッパを並べたよ!」
「怪我をしているお友達がいたから先生に教えにいったよ。」と
毎日優しい心があふれます。
イエス様にお手紙のプレゼントを書く子も…
「いつも見守ってくださってありがとうございます。イエス様お誕生日おめでとう。」
神様への感謝の気持ちと思いを手紙に綴っていました。
お部屋ではクリスマスブーツ作り。
年長さんは自分で画用紙に型取るところから始めます。しっかり押さえてゆっくり慎重に…
年少さんの少し難しい所は年長さんが
「僕がやってあげる!」と手伝ってくれました。
周りを糸で縫って三つ編みの持ち手をつけて
折り紙や切り紙で飾って完成!
個性あふれるクリスマスブーツが出来上がりました。
そして、12月16日(木)はクリスマス会を行い、一足早いクリスマスを保護者の方とお祝いしました。
満3歳児、年少児、年中児は手遊びや合奏、合唱をして
とってもかわいい様々な表情を見せてくれました。
満3歳児
年少児
年中児
そして年長児はイエス様の聖誕劇を行いました。
沢山の役がある中で子ども達は
イエス様の聖誕の本を何度も読んだり、昨年の年長さんへの憧れから自分のしたい役を決めました。
「私は天使やってみたい。」「僕は羊飼い!」
練習が始まり、セリフを覚えたり役を演じたりするのが難しく、不安げな表情を浮かべる子どももいましたが友達がセリフに詰まると一緒に言ってあげたり、「〇〇ちゃん大丈夫?」と声をかけてあげる子ども達の姿がありました。そして友達が上手くできると「〇〇ちゃん今日とっても上手だったよ。」と自分の事のように喜ぶ姿。こうして皆が助け合い認め合って進めてきたクリスマス練習。
そして迎えた本番では
舞台裏で緊張している様子。
幕が上がった瞬間沢山のお客様にびっくりし、一息大きく息を吐き
心落ち着かしセリフを言い始める子。
一人一人が自分なりに心を込めて演じた。
聖誕劇はとてもあたたかくクリスマスのメッセージを皆様に伝えることができ、会場が優しい雰囲気に包まれました。
本番を終え、戻ってきた子ども達は達成感で満ち溢れ、誇らしげな表情でした。
「あー緊張した…」「大きい声で言えたよ!!」
子ども達は口々に思いを言葉にしていました。
翌日17日は終業式。
どこからか「リンリンリン~♪」と鈴の音が!
「あれ何の音?」
なんとサンタさんが子ども達にプレゼントを持ってやってきてくれました!
「サンタさんやーーーー!」「プレゼント持ってる!!」
とっても嬉しそうな子ども達。
プレゼントをもらい、
「サンタさんまたねー!」
最後までお見送りしていました。
そして他にも愛光高校の生徒さんから手作りのクリスマスカードのプレゼントも届きました。
一つ一つ丁寧で心のこもったクリスマスカード。
「飛び出てる!すごいな~!」
「サンタさんだけじゃなくてプレゼントくれる人おるんやね」
そしてそのカードに刺激を受け
「ぼくもカード作ってみたい!!」
そう言って年長さんの男の子は、もらったクリスマスカードを見ながら自分オリジナルのクリスマスカードを作りました。
こうして喜びの中に2学期を終えました。
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