１２月に入ると、カトリック幼稚園では待降節に入り、イエスキリストのご誕生を待つ期間になります。幼稚園はクリスマスムードに包まれます。

　

「おはよう！…あ！クリスマスのリースだ！！」「ここにはクリスマスツリー！」

こちらではツリーを飾り付け。

園庭にあった小枝でオーナメントを作る子も。

こちらはツリーの隣の木。「この木も飾りがないとかわいそうだよ！」

 

玄関にも素敵な馬小屋が…

「こんにちはイエス様！」

 

お部屋ではクリスマスのブーツ作り。

上下上下…針をくぐらせ縫っていきます。

そしてお星さまやハート、雪の結晶など、それぞれ好きな形を選んで飾り付け。

「ぼくはこの形を貼ろうっと！」

思い思いに作り…

個性豊かな、素敵なブーツのできあがり！

終業式には中に嬉しいプレゼントが入ります。

 

クリスマスはピカピカの電飾に、明るいクリスマスソング、おいしい食べ物…とにぎやかな印象ですが、本来のクリスマス…イエス様がお生まれになった場所は何もない馬小屋。そしてとても静かな夜でした。

子ども達が一番興味深く見ていたのが…

園庭に現れた、「馬小屋」です。

「わたし、知ってる！イエス様が産まれたところだよ！…でも今は空っぽだね。飾るの手伝ってあげる！！」と年長児。みんなで馬小屋を飾りました。

「まずは藁を敷いて…」

「そうっとね！」「マリア様かな？」

「もう少しこっちじゃない？？」

「…できたぁ！」

みんなで力を合わせて、素敵な馬小屋ができました。まるで２０００年前にタイムスリップしたよう。

 

 

一方こちらでは、

「もうちょっとこっちにする？」「これも飾ろうよ！」

アドベントクランツを作っています。

アドベントクランツとは、イエス様のお誕生日であるクリスマスを待つ期間（待降節）に４本のロウソクを灯すものです。一度に４本とも火を灯すのではなく、日曜日が来るごとに１本ずつ増やしていきます。

「今日は１回目の日曜日がきたから、ロウソクを１つ灯すよ。」

１日の終わりにはみんなでアドベントクランツを囲みお祈りします。

　

「神様、きょう私はお友だちのためにトイレのスリッパを並べたよ！」「今日はお友達とケンカしちゃったけど、仲直りもできたよ！」「私たちの聖誕劇、見ていてね！」

 

待降節はイエス様のお誕生日をお祝いする、心の準備をします。

子ども達はこの期間「誰かの為にできること」を考えたり、自分の行いを振り返ったりしながらクリスマスを待っています。

 

そしてクリスマスを間近に控えた日。愛光学園のお兄さん、お姉さんからクリスマスカードのプレゼントが届きました。

 

「見て！サンタさんがいる！」「メリークリスマス！って書いてあった！」

　

 

素敵なクリスマスカードを頂いた子どもたちは、今度は自分で作ってみたい！ということでクリスマスカードを作りました。

「とびだす感じにしたいけどどうしたらいいんだろう？」

「ここにリボンをつけようかなぁ…」

　

 

その様子を見ていた年少児さんも「私も作ってみたい！」

年長児に手伝ってもらいながら、飛び出す絵の部分の所を一緒に折ります。

 

画用紙や折り紙、リボンや綿などさまざまな材料を使ってオリジナルのクリスマスカードを作りました。

　

 

今年はなんと、にぎたつ苑さんからもプレゼントをいただきましたよ。

「ありがとうございます！」

 

 

皆さまクリスマス、おめでとうございます！

そしてよいお年を…★