2024.12.25 海の星幼稚園 ブログ
子どもたちがずっと心待ちにしていた芋ほり。
数日前から子どもたちはとっても楽しみにしていました。
「大きいのほれるかな…。」
「こんなの掘れるかな」
そして当日、
畑までの道のりを、腕まくりしながら向かう子どもたち。
道の途中、
「いっぱいついてるあれなに?」
「レモンだ。すっぱいやつ。」レモン畑を過ぎると
畑に到着
軍手に1本1本指を通して
よーし!掘るぞ!
畑の土は重たく湿っていて、いつもの砂場遊びのようにはいきません。
力を込めて何度もスコップをさしこみます。
「なかなか掘れないなぁ」と苦戦する子もいれば、
「みて!大きいのほれたよ!」と嬉しそうに見せてくれる子。
「これは、芋の赤ちゃんみたい」
これは、土のかたまり?でも大丈夫。
土をよけると中からお芋が顔を出しました。
「いっぱいついたお芋が出てきたぁ」
「お芋が見えてるんだけどね、まだ出てきてくれてないの。」
「早く出てきてね」と言いながらと少しずつ土を優しく掘る子。
「わたしの顔ぐらいの大きさある!」
満児さんも時間をかけて一生懸命掘ります。
「やったぁ」
「出てきた!」
自分で掘ったお芋。愛おしそう。
「かえるさんがいたよ。」
土の中で眠っていたのかな。起こしちゃってごめんね。
さぁでは帰りましょう。
たくさん堀ったお芋を持って
「うーん重たーい」
でもその重たさも嬉しくて力が出ます。
帰り道、畑でお仕事をしていた方が声を掛けてくださりました。
「いっぱい掘れた?またおいでね」
土の中に隠れているお芋を身体全体を使って掘り、喜びと大きな達成感を感じたようです。
さぁこのお芋、どんな料理にしていただきましょうか。
次の日、お弁当の時間になり子どもが
「見て~昨日の掘ったお芋でお芋ご飯作ってくれたんよ」
と早速堀ったお芋を使ってお母さんがお弁当に入れてくれたことを嬉しそうに話してくれました。
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