2024.11.21 海の星幼稚園 ブログ
朝晩肌寒くなり秋から冬への移り変わりを感じる今日この頃、
お部屋では毛糸の活動に取り組みはじめました。
去年の冬、年上の人達がしていた様子を見ていた年長さんは
毛糸がお部屋に並ぶと早く自分も毛糸で織りたいようで、すぐに「これやりたい!」
自分で好きな毛糸を選び、編んでいきます。
紙織りの経験がある年長さんはもう手慣れた様子でさやを動かします。
一人ひとり違った色合いの布に織りあがっていきます。
「次はこの色の毛糸にしよう」
「この小さい穴に通して・・・」
毎日幼稚園に来て1番最初にこの活動を選ぶほど子どもたちはこの活動が好きなようです。
「毛糸フワフワで気持ちいい~」と言いながら黙々と取り組みます。
完成したはたおりはサイドを糸でかがっていき、ポシェットにもなります。
素敵なバッグの出来上がり!
「これに何を入れようかな~」
また、他にも指編みでマフラーを作ったり三つ編みを作ったりなど年少さんも年中さんも様々なものを作ります。
「ここの穴にこの指を通して・・・」
小さな指を1本1本器用に動かしながらマフラーが出来上がっていきます。
「この色かっこいいよね」「僕この毛糸の色が好き!」と会話をしながら
夢中になっているうちに30分以上編み続けている人も・・・
すると「見て―!こんなに長くなったよ!」
「これはママへのプレゼント、ママこの色が好きって言いよったけん選んだよ」
誰かのためにその人のことを思いながら作業をする時間。
とても優しい気持ちになります。
「出来た!!」 「これで寒い時もあったかーい」
こちらは三つ編みを作っている様子。
「3本の毛糸を同じ長さに切って・・・」
「最初にこの色を小指でとるんよね」
「なんか難しいな~」
初めは苦戦しながらも1本1本丁寧に編んでいくと・・・。
「こんなに長くなったよ!」
「髪につけてみたよ!どう??」
毛糸のあたたかな感触を楽しみながら、ゆっくりと心を落ち着け行うこの手仕事。
穏やかな充実した時間が流れます。
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