2024.07.07
先日、お料理活動がありました。
年中児・年長児が自分たちでカレーを作ります。
登園すると、用意された材料を見ながら
「これ知っとる!玉ねぎやろ~」「おうちのカレーといっしょ!」
早速、野菜を洗います。
「土を落とすんよね」
みんなが揃ったらまずはデモンストレーション。
道具の扱い方、野菜の切り方を伝えます。
皮をむくにはピーラーが必要よね。でも、玉ねぎの皮は…?
「手でむくんだよ!」
包丁を使う時はね…
「知ってる!ねこの手にするんよね!」
子ども達は、おうちの人が料理をしているところをよく見ているようです。
手順が分かるとさあ、始めましょう。
エプロンを、お友だちと手伝い合いながらつけます。
どの野菜を切りたいか、何の道具が必要か、自分で考え、決めながら準備します。
「えっと…。まな板と包丁と…」
人参となすは、一口大に切ります。
ころころ転がるじゃがいもをしっかり押さえてピーラーで皮むき。
「皮むくの力いるな~」「ちょっと難しい…」
玉ねぎの皮を1枚1枚むくと、白い玉ねぎが出てきました。
「目に沁みる…。」
「だいじょうぶ?」涙が止まらない友だちを心配します。
「涙でるんよ~」
甘くておいしいカレーの隠し味
りんごはすりおろし器で擦って入れます。
年長さんが育てていたかぼちゃも、食べ頃になっていたので収穫してカレーの中へ。
緑のかぼちゃを半分に切ると中身は真っ黄色。
いっぱい詰まった種をスプーンですくい出します。
「かぼちゃって硬いね!」
切った野菜は全部鍋に入れ、さあ、煮ていきますよ。
「お水これくらいかな~?」
「なんかいい匂い~」
そして、使った道具も自分たちで片付けます。
1つずつ洗い、
水を切り、
布巾で拭き、
元の場所に返します。
机の上に落ちたごみも、小さいほうきとちりとりで集めます。
野菜が煮えてきたら、最後にカレールウを溶かし入れます。
すると、
「カレーのいいにおい!」
ついに完成!!
自分が食べられる量をご飯の上に注ぎます。
「いっぱい食べれるけん、これくらい」
年少さんも、お兄さんお姉さんが作ってくれたカレーを一緒にいただきます。
「いただきまーす!」「おいしい~!!」
自分で作ったカレーは格別です!
「ナス嫌いやったけど、食べたらすごくおいしかった!」
苦手だった野菜も、自分たちで料理すると
何度もおかわりするくらい美味しかったようです。
五感を通して作ることを楽しみ、一緒に食べて「美味しいね」と分かち合ったカレー作り。
たくさんの学びがあったようです。
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