2024.06.26 海の星幼稚園 ブログ
5月、年長児が初めての森育に行きました。
大型バスに乗りこんで、出発です。
「海だー!」「キラキラしてるね!」「お父さんと、お母さんと、おじいちゃんとおばあちゃんにお話ししようっと。」
景色を楽しみながら、進みます。
あっという間に今治アースランドに到着。
インストラクターのとっぺいさんが、森にはどんな生き物がいるのか教えてくださいました。
「カニやとかげ、蝶、ダンゴムシ、ミミズ・・・たくさんの生き物がいます。お友達になる方法を教えるよ。」
まずは手をおにぎりを握る形にして、思いを伝えます。
「怖いことはしないよ。友達になろう!」
「思いが伝わると、そっと手を開けても逃げていかないよ。」
「こうかな?」
試してみます。
生き物とお友達に方法を知った後は、いよいよ森へ出発!
「しゅっぱーつ!」「おー!」
「たのしみだね!」「ハートの石みっけ!!」
森へ入る前に、ご挨拶。
「おじゃましまーす!」
森に入るとすぐに生き物に出会いました。
「かたつむりさん、こんにちは!」「痛いことはしないよ。友達になろう!」
森では「ゴールデンタイム」それぞれが好きな場所で遊びました。
「こんなに高く登れたよ!」
「ちょっと、こっちの足向こうにするんよ。」
「大変!靴が脱げちゃった!」「僕が履かせてあげる。」「ありがとう!」
カニを発見!「優しく触ると攻撃してこないね。」「かわいいね。」
「見て見て!小さい橋。渡れたよ!」
「こんなの見つけた!なにかな??」
川の中に落ちていたのは、ビワの実でした。
みんなで協力して水路作り。
「こうやってみるのはどう?」「おっ!いいね!」
生き物にもたくさん出会えました。
とかげや、ダンゴムシ・・・
「僕とお友達になりませんか?」「この生き物は、なんて名前かな?」
友達になったカナヘビとお散歩。「おれじゃないとだめなんよ。」
「長い棒、見つけた!!」「シーソーしよう!」
「この棒でもできるよ。」
「ふ~。ちょっと休憩!」
お日様の下で、のんびりゴロゴロタイム。
たくさん遊んで、お腹がすいたら、みんなで昼食です。
「みんなで食べるとおいしいね!」「空気もおいしい!」
森での1日はあっという間の素敵な時間でした。
もうすぐ帰る時間です。
園長先生が、食べられる野草「ヨモギ」を教えてくだいました。「少しだけ、いただいて帰りませんか?」
森の生き物と分けっこです。
「葉っぱの裏、白いね!」「これかな?」
「これで合ってる?」「くんくん。いい匂い!」
「いっぱいとったよ!」という子どもたち。
袋の中には、どの子も5枚ほどのヨモギの葉が。
大人の感覚では少ないようにも感じましたが・・・
自分たちのことだけを考えるのではなく、「森の生き物と分けあう」ことを考えた上での「いっぱい」だったのでしょう。
森へご挨拶して帰ります。
「さようなら!」「おじゃましました!また来ます!」
「ホーホケキョ!」「チュンチュン!」鳥や森の生き物が返事をしてくれました。
「また遊びに来てね!って言ってたね!」
バスに乗って帰ります。
「楽しかったね!」
初めての森育で、心も体もたくさん動かせた子どもたち。
生き物や自然と触れ合い、のびのびと過ごすことができました。
季節によって、出会える生き物や植物は様々。
次回の森育も楽しみですね。
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