2024.06.21 海の星幼稚園 ブログ
5月は母の日。
子どもたちに
「お母さんはお家でどんなことをしてくれる?」
と尋ねると、
「ご飯作ってくれる!」
「お洗濯してくれる!」
「絵本読んでくれる!」
お母さんがいつもしてくれたたくさんのことを教えてくれました。
そんなお母さんに「お母さんの喜ぶプレゼントをしよう!」と話すと、
「お母さん大好きってお手紙書く!」
「私はお料理のお手伝いする!」
と様々なプレゼントが思い浮かびます。
お母さんにお手紙を書く子。難しい文字は彫文字を見ながら、自分の言葉を文字にします。
年長児は、写真入れを作りました。画用紙を針と糸で縫い合わせ、色鉛筆で模様を描いたり、折り紙でお花をつけてリボンで結びます。
「リボン結びはちょっと難しい…。ちょっと持っててくれる?」と友だち同士で協力する姿も。
お母さんのことを思いながら作った心のこもったプレゼント。
母の日には「いつもありがとう!」の言葉と共にお母さんにプレゼントを渡したようです。
きっと喜んでくれたことでしょう。
そして同じく、教会では5月を聖母月と呼び、イエス様のお母様であるマリア様をたたえる月です。
マリア様に“ありがとう”の気持ちを伝えるため、園では、マリア祭を行いました。
当日はマリア様が大好きなお花をプレゼントします。
手に思い思いのお花を持って登園してきた子どもたち。
「かわいいピンクのお花にしたよ!マリア様喜んでくれるかなぁ」
「僕はこんなお花にした!」
「このお花は白ピンクっていうかわいいお花なんよ」
「僕はこの色がマリア様好きだと思った~」
「いい匂いする~」
大事に大事に抱えてもってきた子どもたち。
園庭ではマリア様をお花で飾ります。
後ろに下がって確認
「どう?」
「マリア様笑ってるみたい嬉しそう」
準備が整うと、年長さんが年少さんをリードしながらマリア像の前に集まります。
「こうやってお花持つんよ」
「お花大切に持たんといかん」
そーっとそーっと。
そして、
鐘が鳴り響き
様々な色の花びら
おっきな花びら
たくさんの花びらを空に向かって撒きながらフラワーシャワーで神父様を迎えます。
神父様のお話を聞きます。
「マリア様はどんな人ですか?」と神父様に聞かれた子どもたち。
「いつも見てくれてる!」
「イエス様のお母さん!」
こどもたちにとっても私たちにとってもマリア様は大事な存在だということを改めて感じることができました。
神父様に聖水をかけて祝福していただきます。
「神様から守ってもらえる大事な水だよ」と説明すると
目をつぶって静かに手を合わせるこどもたち。
年長児の祈る姿を真似ながら祈る年少さん
アヴェマリアのお祈りをみんなで唱えた後、
持ってきたお花をささげ
1人ひとり祈ります。
どんなことを祈っているのでしょう…。
それは本人にしかわかりません。
しかし、その表情はとても穏やかで笑顔がこぼれています。
長い間祈り続ける子も…
マリア祭が終わった後は、そのお花を年長児が地域の人に届けました。
「マリア祭のお花ですどうぞ飾ってください」
そして、園では花の水切りをして思い思いの場所に飾ります。
園じゅうがお花でいっぱいになり、マリア様の優しい愛に包まれているようでした。
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