2024.03.01 海の星幼稚園 ブログ
2月。
園では、鬼のお面を作りました。
年長児は自分の頭のサイズにあった紙袋を用意して、絵の具で好きな色に塗ります。
「僕は黒鬼がいいから、黒に!!」
「ちょっともっといてや」
「いいよ」
「ここもちゃんとぬってね」
2人で協力して。
「僕は中も塗ろう!!」
初めは黄鬼にしようと思っていたようですが、どこかで見たなまはげを思い出したようで、途中でイメージを変更!色を塗り重ねます。
「僕は青鬼を作ってるんだけど、手がこんなになった!!」
絵の具で、手が真っ青に。
その後、石鹸でごしごし…
きれいになりました。
紙は毛糸で、もじゃもじゃに。
ボンドで上手くついた!
こちらは
毛糸を同じ長さに切って一つに束ね、髪の毛を作っています。
はじめは長い髪でしたが、毎日鬼面を見ていて
「もう少し髪を増やそうかな」
「ちょっと短く切ってみようかな」と
日に日に髪型が変化します。
カラフルに色付けした角に切り込みを入れて…。
「角をよーくつけておこう!!ここ、のきやすいんよ」
のりでしっかりと貼り付けます。
「くちから、血だしとこ
こわいやろー!」
こちらは、白い紙を切っています。何を作るのでしょうか?
「鋭い歯をつけるために、とがらせて後ろから貼ると本物みたいにできた!」
「みてみて、ベロもでるよ!」
「僕は、角を12本つけるよ」
「ここに3本、ここに3本…で、12本になるでしょ」
「私は、おしゃれな鬼さん」
髪がくるくるカールです。
年中児は、型紙を使って鬼面を作りました。
“わ”をよく見て型を合わせて
書いた線の通り切ります。
「うーん、ちょっとかたいな…」
目と牙の切り込みをひらいて
様々な表情の鬼面が出来上がりました。
年少児は、
輪郭を切った画用紙に、
目、鼻、口…と、各パーツを貼り付けていきます。
「まゆげ、もうひとつ…」
「かんせい!」「みてみて」
どことなく、作った人の面影がありました。
こちらは、満3歳児さん。
「ぼくは、こんなこわーい顔を描いたよ」
「悪い鬼さんも、びっくりするかな?」
「がお~」
「強そうな色の鬼だぞ~!!」
「おにだぞー!!」と
さっそく完成した鬼面を被ります。
それを見て、お友だちは
「おにはそとー!ふくはうちー!」と、部屋の中で豆まきの練習。
そうして節分当日。
教室の前には、鬼食いが飾られました。
そしてどこからか、香ばしいにおいが…。
「こっちにきてきて」
フライパンで炒った大豆。
「あったかいね」
一粒つまんで、匂いを嗅いでみます。
「おいしそうなにおい」
匂いを吸い込みすぎて、鼻の中に入りそう…。
さあ、
お面をかぶって準備万端。
満3歳児さんは、幼稚園で初めての豆まきにドキドキ。
「ビーム!!」
やる気満々の人も。
「鬼さん豆が当たるとかわいそうだな…。お手紙書こうっと」
「鬼さんに渡すんだ」
三方に豆を入れてもらって
「おにはーそと!」
鬼にめがけて、
「えい!!」と力強く豆をぶつける子どもたち。
「まてまてー!」
そして、とうとう
「あいたたた… まいった!!」
鬼は降参し、去っていきました。
鬼が去り、福がたくさん舞い込みますように。
皆の心と体が元気でいられますように。
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