これまで長年、海の星幼稚園の皆を楽しませてくれ、

子どもたちの育ちを優しく見守ってくれた遊具が、

このたび新しく生まれ変わることになり、もうすぐお別れ。

 

大好きだった遊具がなくなるのは皆ちょっぴり寂しい気持ち。

工事が始まる前、”今までありがとう”という気持ちを込めて思いっきり遊びました。

　

 

　

 

そして、12月に入り工事が始まりました。

解体される様子を見ながら、思わず「すべり台こわさないでー。」との声。

別れを惜しみながら…。

 

 

毎日着々と進む工事の様子を見守ります。

 

毎朝、登園すると真っ先に工事の様子を確認。

少しずつ姿を変えるその様を見ながら「はやくあそびたーい」とワクワク。

 

木々の間に柱が立ち、通り道ができました。

　

 

 

 

木の上にかわいいおうちが姿を見せました。

　

 

 

つり橋がクレーン車でとりつけられ、

 

土管も取り付けられました。

 

そして、12月18日ついに完成！

 

 

子どもが使用する前に、理事長のファン神父様が、

‟これからこの遊具を使う子どもたちが喜びにあふれますように。けがなく安全でありますように″

と祝福してくださいました。

 

　

 

 

 

そして翌日、子どもたちは‟待ってました！”と遊具めがけて駆けていきます。

　

 

 

木の上のツリーハウスは大人気でちょっと大渋滞。

 

かわりばんこ。順番も守りながら。

 

「私たちのお家よ。いらっしゃい。ここ気に入った。」

 

「ここに寝ることにしましょう。」

 

小山から大木へ続くゆらゆら橋。

　

 

小さなお友達は、ちょっとおそるおそる…

 

 

「おーい！やっほー！」と、園庭が見渡せる展望台。その下には、

 

トンネル。小さくかがんで行ったり来たり…

　

 

ロープをつかんだりクライミングのようにして登る傾斜面。

 

二つのすべり台もできました。

みどりのすべり台は少し低くてくねくね。

 

オレンジのすべり台は、少し高くてスピードが速くスリル満点。

　

 

椿の枝の下をくぐるようにして登る階段。

 

もうすぐこの枝に真っ赤な椿の花がたくさんつきます。楽しみ。

 

こちらは、何十年もこの地に根を張り、子どもたちを包み込むように

幹を伸ばした大木。

その大木を囲むように作られたデッキ。

 

ここにいると、鳥のさえずりや優しい木漏れ日を感じます。

       

 

木登りも。

　

 

デッキの下はテーブルに。

葉っぱや木の実を集めてさっそくレストラン。

 

　

 

そのとなりでは、‟こんなこともできる”

と、子どもたちが発見。うんていです。

 

このとなりにはもうすぐハンモックも取り付けられる予定。

お楽しみに…。

 

放課後、卒園児も遊びに来てくれました。

 

 

当園のシンボルツリーやたくさんの木々を生かし、自然と融合させた遊具。

この場所で、自然を感じながら、豊かな遊びが展開されますように。

そして、子どもたちの笑顔であふれますように願っています。