学校法人 ロザリオ学園

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2023.09.29 海の星幼稚園 ブログ

十五夜〜お月見団子づくり〜

海の星幼稚園 ブログ

少しずつ暑さも和らぎ

秋の訪れを感じられるようになった9月。

月の満ち欠けについて

絵本やお話を通して、子どもたちに伝えました。

 

“ぱぱ、おつきさまとって”の絵本では

高い高い山に、長い長いハシゴをかけて、お月様に会いに行く場面などから

普段目にしている空に浮かんだ小さい月が、本当はとてもとても大きいのだということを知りました。

 

そして、月の観察を始めました。

「昨日の月、どんな風に見えた?」

帰りの集まりでは、黒と黄色の丸い画用紙を

月と影に見立て、子どもたちに前日の月の様子を表してもらいました。

  

毎日、黒い画用紙に月を貼り、その変化を観察します。

 

 

  

「へやからみると、ちょっとほそかった」」

月の観察日記をつけている人も。

 

 

 

月は、何も見えなかった新月の夜から数えて

ついに14日目。

 

「あしたは、いよいよ十五夜ですね。そこで、お月見団子を作ろうと思います。」

十五夜の前日、帰りの集まりでお月見団子の作り方のデモンストレーション。

 

 

「お月様の赤ちゃんみたい」 「ぼくは、あんこをつける!」

 

“お月見団子の作り方”の本を作った人も。

 

 

そして、十五夜の当日。

「きのうは、このくらいだったから、きょうはまんまる!!」

 

お部屋では、お月見団子づくり。

年長児と年中児の作りたい人が行い、年少児は、作ってもらっていただきます。

 

「これは、みたらしの餡です。とろとろになったね」

  

 

 

「いいにおーい」 「これね、たべたことあるよ!」

 

 

手を綺麗に洗って

団子粉に少しずつ水を加え、

  

手に全体重を込めてこねます。

だんだんと粉に弾力を感じ始めると

「もういいかな?」

 

そして、手のひらでころころと丸めます。

「このくらいの大きさがいいかな」と、大きさの見本を用意しました。

「みて、まんまるでしょ!」

 

  

作り方の本を見ながら進める人も。

 

 

丸めたら、沸騰したお湯の中に。

「まだかな…浮かぶまでだよね?」

 

  

「うかんだ!」

団子が浮いたら、湯で上がりの合図です。

 

 

 

  

きなこ・あんこ・みたらしの餡

すきなトッピングをして、いただきます。

 

 

「きなこも、みたらしもどっちもにした!」

 

 

さあいただきましょう。

  

「もちもち~」 「あまくておいしいね」

  

「お姉ちゃんたちがつくってくれたの、おいしい!」

年少さんにも大好評でした。

 

 

そして、食べる分とは別に残しておいた15個のお月見団子。

「1番下は9個2段目は4個、3段目は2個」と

こどもたちと数えながら飾ります。

ススキや、秋の野菜や果物とともにお供えしました。

   

 

そして、帰りの集まりでは

お月見のお話を子どもたちと読みました。

 

 

帰る前には

「いえでもおつきみする!」 「またおつきみだんごつくろっと」と話し

降園した子どもたち。

今夜は十五夜。

中秋の名月の美しさを、ご家族の方と楽しみながら

月を見上げられているでしょうか。

 

 

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